疑義の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
疑義
【読み方】
ぎぎ
【意味】
意味がはっきりしないこと。疑わしい事柄。
ハッキリせんところや、疑問に思う点のことを言うんやな。
【語源・由来】
「疑」は「疑わしく思う。」
「義」は「意味。主旨。」
【類義語】
疑惑、疑問
疑義(ぎぎ)の解説
「疑義」という言葉は、何かの意味や内容が曖昧で、しっかりと理解できない状態や、何かに対して疑問や不明確な点が存在することを指すんだよ。
たとえば、学校で先生が説明している内容がちょっと分かりにくかったとき、あるいは読んでいる本のある部分が意味が掴みにくかったときなど、そのような状況は「疑義」がある、と言えるんだ。つまり、明確でない情報や状況に対して疑問や不明確だと感じることをこの言葉で表現することができるんだよ。
「疑義をただす」というのは、その曖昧な点や疑問点を明確にする、解決するという意味になるんだ。例えば、テストの問題の解説を聞きながら、「この部分の意味がよく分からないので、もう少し詳しく教えてください」と先生に質問するとき、これは「疑義をただす」という行動になるんだよ。
また、「疑義を抱く」という表現は、何かに対して疑問や不明確だと感じることを言うんだ。例えば、友達から聞いた情報が信じがたいと感じたり、読んだニュース記事の内容に納得がいかないときなど、そのような時に「疑義を抱く」と表現することができるんだ。
要するに、「疑義」とは、何かの情報や事柄についての不明瞭さや疑念を示す言葉で、それに関連する行動や感じる状態を表しているんだね。
疑義(ぎぎ)の使い方
疑義(ぎぎ)の例文
- 暦年贈与の範囲に収まれば税務署に疑義をさしはさまれることはない。
- 元首相の国葬に疑義を呈する声が多い。
- その議案に対して疑義を正す。
- 宗教では教義が絶対で、教義を外れる疑義や問答は無用なのです。
- 私は今日まで知れる人、知らざる人から共に幾多の疑義を受けた。(柳宗悦、工芸の道)
疑義の文学作品などの用例
-
・・・を読んで、それに疑義を抱き、手控えをこしらえはじめたのは彼の二十・・・ 宮本百合子「女性の歴史の七十四年」
「疑義を呈する」とは?
「疑義」を用いた表現の一つに「疑義を呈する(ぎぎをていする)」があります。
「疑義を呈する」とは、疑わしいことを示す、疑問を述べるという意味です。
言い換えれば、何かが「ちょっとおかしいかも?」と感じたときや、「これは本当にそうなの?」と思ったときに使用するんだ。
何か話を聞いて「それってどうなんやろ?」って思ったら、「疑義を呈する」っていうんやね。わかったわかった!
【例文】
- この決定に疑義を呈する立場から反論があった。
- 健太くんは、物的証拠がないUFOの存在に疑義を呈した。