【二字熟語】
発祥
【読み方】
はっしょう
【意味】
①天命を受けて天子となるめでたいしるしが現れること。帝王やその祖先が生まれ出ること。
②物事が起こり現れること。
【語源・由来】
「発」は「物事を始める。行動を起こす。事が起こる。」
「祥」は「めでたいことの前触れ。きざし。」
【類義語】
元祖、素性
発祥(はっしょう)の使い方
ルーサーバーガーを食べた?
アメリカ発祥のバンズがドーナッツのハンバーガーよね。
そうそう。おいしいよね。
私はライスバーガーの方が好きだから、そんなに好きじゃなかったわ。
発祥(はっしょう)の例文
- ロシア料理として有名なボルシチは、実はウクライナ発祥とされる。
- 人類の発祥以来、人類同士の戦いは無くなったことがない。
- 発祥には諸説あり、正しいことは分かっていない。
- 鹿児島発祥の白くまは、今では全国区になった。
- フィラデルフィアは、アメリカ合衆国発祥の地と呼ばれている。
「発祥地」とは?
「発祥」を用いた表現の一つに「発祥地(はっしょうち)」があります。
「発祥地」とは、ある物事が初めて起こった土地のことをいいます。
【例文】
- ムーア・スクールはペンシルベニア大学の工学部に統合されたが、コンピューター産業の発祥地として知られている。
- 人形焼きは、東京都中央区日本橋人形町が発祥地とされる。
- サウナ発祥地のフィンランドでは、サウナバスが走っているという。