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「品位」の意味と使い方や例文!「品位に欠ける」とは?(類義語)

【二字熟語】
品位

【読み方】
ひんい

【意味】
①人や事物にそなわっている気高さや上品さ。品格。
②金銀の地金、貨幣の含んでいる金銀の割合。
③鉱石中に含まれている有用元素の割合。

【語源・由来】
「品」は「物や人の質によって分けた等級。」
「位」は「等級。また、順位を表す語。」

【類義語】
品、品格、気品

品位(ひんい)の使い方

ともこ
そんな下品な言葉を発するものじゃないわ。
健太
品位に欠ける発言をしたことは謝るよ。
ともこ
健太くんの人間性が疑われるわよ。
健太
一端口から出た発言は取り消せないもんね。気を付けて発言するよ。

品位(ひんい)の例文

  1. 首相としての品位や誠実さに欠けるとみられる言動が問題になった。
  2. 朝顔は、鉢から12センチ、ツルは36センチ程度が品位ある高さとされます。
  3. 私服登校が認められていますが、質素で品位のある服装が求められます。
  4. 迂闊な発言で人間関係が悪くなり、品位が疑われることがあります。
  5. 2億6,017万円の皇族費が、皇族としての品位保持の資に充てられる。

「品位に欠ける」とは?

品位」を用いた表現の一つに「品位に欠ける(ひんいにかける)」があります。

品位に欠ける」の「欠ける」は、「あって当然のものが必要なだけない。足りない。不足する。」という意味です。

品位に欠ける」とは、人や事物にそなわっている気高さや上品さが不足しているという意味です。

【例文】

  1. 参院議院本会議で、かりゆしを着ての出席は品位に欠けるとして認めないと決まりました。
  2. 酒の飲み過ぎで、過激粗野な行動をとるのは品位に欠ける