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「巧言」の意味と使い方や例文!「巧言を弄する」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
巧言

【読み方】
こうげん

【意味】
巧みに言い回した言葉。口先だけでうまく言うこと。

【語源・由来】
「巧」は「力をささげる。」
「言」は「上位者や神仏に物をさしあげる。」

【類義語】
美辞、甘言

【対義語】
令色

巧言(こうげん)の使い方

健太
元アメリカ大統領は、巧言を駆使してマイノリティを悪役に仕立てたんだって。
ともこ
まったくひどい話よね。
健太
マイノリティを悪役に仕立てることで、白人保守層の憎悪と恐怖心を増幅させて票につなげたんだって。
ともこ
巧言に乗せられてほいほい投票する方もどうかと思うけどね。

巧言(こうげん)の例文

  1. 彼は、巧言を弄して金は取り上げる詐欺師です。
  2. 健太くんは正直者で巧言など言わない頼もしい子です。
  3. ともこちゃんは、巧言を弄して健太くんを丸め込んだ。
  4. 老獪な彼の巧言に、他愛なく手玉に取られてしまった。
  5. 健太くんの巧言に乗せられてしまった自分の愚かさを嘆く。

「巧言を弄する」とは?

巧言」は、「巧言を弄する(こうげんをろうする)」という表現で使われます。

巧言を弄する」の「弄する」は、「もてあそぶ。思うままに操る。」という意味です。

巧言を弄する」とは、口先だけの言葉を思うままに操るという意味です。

【例文】

  1. 巧言を弄するのは空のスプーンで食べさせるようなものである。
  2. 巧言を弄してともこちゃんの追求から逃れました。