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「貧窮」の意味と使い方や例文!「困窮」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
貧窮

【読み方】
ひんきゅう

【意味】
貧しくて生活に苦しむこと。

【語源・由来】
「貧」は「まずしい。みすぼらしい。」
「窮」は「にっちもさっちもいかなくなる。動きがとれない。きわまる。」

【類義語】
貧困、貧苦、困苦、窮乏

【対義語】
富裕、裕福

貧窮(ひんきゅう)の使い方

健太
彼は働いていないんだよね。
ともこ
そうなのよ。ニートなのよ。
健太
それでも貧窮しているように見えないよね。
ともこ
地主だからお金に困っていないのよ。恵まれた人しかニートになることはできないわよね。

貧窮(ひんきゅう)の例文

  1. その国では、極度の物不足と貧窮などから逃れようとするボートピープルが多く出た。
  2. 江戸中期以降、武士は経済的に貧窮し、経済の中心は庶民に変わっていった。
  3. 人々の生活は、長く続く戦争によって、ますます貧窮していった。
  4. 病に倒れて貧窮しないように保険に入っておく。
  5. 事業に失敗し家計は貧窮していた。

「貧窮」と「困窮」の違いは?

貧窮」に似ている語に「困窮(こんきゅう)」があります。

困窮」とは、
①困り果てること。困り苦しむこと。
②貧しいために生活に苦しむこと。

という意味です。

貧窮」も「困窮」も、貧しくて生活に苦しむことをいいます。

しかし「困窮」は、一般的に、物事の処理に困る際に使われる点が違います。

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