一助の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
一助
【読み方】
いちじょ
【意味】
わずかばかりの助け。少しの足し。
大きな助けじゃなくても、ちょこっとした力添えでも、人には有り難いもんやな。それが「一助」ってわけやね。
【語源・由来】
「一」は「数の名。ひとつ。」
「助」は「たすける。たすけ。」
【類義語】
尽力、支援、助力
一助(いちじょ)の解説
「一助」っていう言葉はね、ちょっとした助けやサポートのことを言うんだよ。たとえば、あんまり大きな力じゃなくても、ちょっとした手助けができること、それが「一助」なんだよ。
例えば、「家計の一助とする」っていう時は、家のお金の出入りに少しだけ貢献するっていう意味になるよ。だから、アルバイトをして、そのおこずかいを家に入れる、それが家計の一助になるってわけだね。
また、「理解の一助とする」っていう時は、何かを理解するのにちょっとだけ助けるっていう意味になるよ。たとえば、新しい言葉を覚えるときに、その言葉の意味を示す絵を見ると、その言葉の理解にちょっとだけ助けになるよね。それが「理解の一助」っていうわけだよ。
だから、「一助」っていう言葉は、何かを少しだけ助ける、ちょっとだけ貢献するときに使う言葉なんだよ。
一助(いちじょ)の使い方
一助(いちじょ)の例文
- 内職をして、子育てをしながら家計の一助とした。
- 私たちの取り組みが、ウクライナの人たちの一助になればいいと思う。
- 音楽は、聴いてリラックスすることで症状緩和の一助になるかもしれない。
- ヒノキ花粉が増え始めると、スギ花粉は飛散のピークを越える傾向があるため、ヒノキ花粉の増加をスギ花粉のピーク越えの判断の一助としています。
- ニュースを見て対岸の火事と思わず、当事者意識を持って考える人が増える一助になればいい。
一助の文学作品などの用例
「一助を担う」とは?
「一助」を用いた表現の一つに「一助を担う(になう)」があります。
「一助を担う」の「担う」とは、 「ある物事を支え、推し進める。また、自分の責任として身に引き受ける。負担する。」という意味です。
「一助を担う」とは、わずかばかりの助けだが、ある物事を支え推し進めるという意味です。
ビジネスの場面では、目上の人に対して自分の助けを謙遜していう場合に「一助を担うよう努力する所存です」のように「一助」が使われます。
小さい力でも、それが何かを進めるためには大事なんやな。これは、「小さなことでも力になる」ってことを教えてくれる言葉なんやな。
大きな支援ではなく、小さな援助を意味しているんだ。