異常の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
異常
【読み方】
いじょう
【意味】
通常とはちがっていること。並はずれたところのあるさま。
もしくは、普通じゃないくらいすごいとか特別なことも含んでるんやな。何かがいつもと違って感じるときや、すごく特別なときに使う言葉やねんな。
【語源・由来】
「異」は「ふつうとちがう。めずらしい。」
「常」は「つね。いつも。いつまでも変わらない。」
【類義語】
特異
【対義語】
正常
異常(いじょう)の解説
「異常」っていう言葉は、何かが通常のものや普通の状態とは違っていることを指しているんだよ。言い換えれば、普段とは異なる様子や、普通じゃない状態、特別に変わったことを表している言葉だね。
たとえば、「この夏は異常に暑かった」って言うと、この夏が普通の夏と比べてすごく暑かった、つまり、いつもと違って暑かったことを意味しているんだ。
また、「異常な執着心」っていう場合は、普通の人よりも、かなり強く何かにこだわっている様子を表していて、それが普通とは違うほど強いことを示しているよ。
そして、「害虫の異常発生」っていうときは、害虫が普通よりもたくさん出てきている、つまり、普通とは違うほど害虫が多い状態を指しているんだね。
逆に「正常」っていう言葉は、普通である、または、通常通りであることを表すんだよ。だから、「異常」っていう言葉は、「正常」の反対の意味を持っているんだ。
「いじょうさ」っていう言葉は、「異常」の名詞形で、普通とは違う状態を表すんだよ。
異常(いじょう)の使い方
異常(いじょう)の例文
- 健太くんはお金に異常な執着を見せる。
- 異常事態が発生した。
- 夏に雪が降るなんて異常だ。
- ともこちゃんは異常なほど嫉妬深い。
- ともこちゃんの最近の行動は確かに異常だ。
異常の文学作品などの用例
「異常」と「異状」の違いを解説
「異常」に似た言葉に「異状」があります。
「異状」は普通とは違う状態。異常な状態をいいます。
一方、「異状」は、普通と違う状態で、特に何か悪い状態を指す言葉なんだ。
一方、「異状」は、「何かおかしいで」っていう、普通とちゃう悪い状態を表す言葉なんやな。どっちも何かが変やけど、具体的にどんな変さかっていうと、ちょっと違う感じやな。
【例文】
- 機内に異状は見られない。
- 西部戦線異状なし。
- 異状を訴える。
「異常」・・・形容詞または名詞として使う。
「異状」・・・名詞として使う。状態に関することのみに使われる。
「異常」は、対義語が「正常」であるように、通常と異なることをいい名詞や形容詞として使われます。また「異状」は、主に悪い意味で状態が異なること、つまり「異常な状態」をいいます。また、名詞として使われます。
何かが通常とは違う状態や特別な状態になっていることを示しているんだ。