淫蕩の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
淫蕩
【読み方】
いんとう
【意味】
酒色にふけってだらしがないこと。みだらな享楽にふけること。
「淫蕩」という言葉は、飲酒や肉欲に溺れて、自己の制御が利かない状態を指すんだよ。
ああ、なるほどな。つまり、「お酒や恋愛に夢中になりすぎて、自分を見失ってしまう」ってことやな。
これは、ほどほどに楽しむことの大切さを教えてくれる言葉やな。
【語源・由来】
「淫」は「みだらな性的関係にふける。」
「蕩」は「酒色などにおぼれる。締まりがない。」
【類義語】
放蕩、道楽、遊蕩
淫蕩(いんとう)の解説
カンタン!解説
「淫蕩」という言葉は、酒や性的な欲望に溺れて、自分をコントロールできない、または道徳的な節度を守らないという状態や態度を表すんだよ。
たとえば、「淫蕩な生活」とは、自分の欲望に支配され、不健康な生活や不適切な行動をとることを表しているんだ。つまり、自己管理ができない、または倫理的に受け入れられないような生活を送っていることを意味しているんだよ。
なお、この言葉は非常に否定的な評価を含んでいるから、人に対して使うときは注意が必要だよ。だから、相手を傷つけないように、この言葉を使う場合は慎重になるべきだね。
淫蕩(いんとう)の使い方
健太くんのお兄さんは、会社を辞めて何をしているの?
兄さんは、淫蕩な生活を送っているよ。
人生をあきらめてしまったの。
兄さんに何があったんだろうね。立ち直って、前向きに生きてくれたらいいな。
淫蕩(いんとう)の例文
- ここの条例で、淫蕩を導くような本には罰金が科せられます。
- 秀吉は、極度に淫蕩で悪徳に汚れ獣欲に耽溺していたと宣教師が書き残しています。
- 淫蕩な女が健太くんに秋波を送ってきた。
- 厳格な家で育ったので、淫蕩な行為はもちろんのこと、淫蕩な本も禁じられた。
- 出会った頃彼は、淫蕩な感じのだらしない服装をした男だった。
淫蕩の文学作品などの用例
-
・・・関係したことを書く。淫蕩な事実を描く、肉欲を書き、人間の醜い部分・・・ 小川未明「何を作品に求むべきか」