異端の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
異端
【読み方】
いたん
【意味】
正統から外れていること。また、その時代に多数から正統と認められているものに対して、例外的に少数に信じられている宗教・学説など。
一部だけやけど、それが自分らにとっちゃ正しいことかもしれへんてな。でも、周りと違うからって蔑まれることもあるんやろうな。
【語源・由来】
「異」は「正式・正統でない。」
「端」は「形・姿勢がきちんと整っている。」
元、聖人の道ではなく、別に一端をなすものの意。
【類義語】
魔道、邪宗、異教、邪教
【対義語】
正統
異端(いたん)の解説
「異端」っていう言葉はね、一般的には「普通とは違う、一般的な考え方から外れている」っていう意味があるんだよ。
たとえば、その時代の大多数の人が認めているものや考え方に対して、特別に少数の人たちだけが信じている宗教や学説なんかを「異端」って言うんだ。
例えば、「異端の説」という言葉は、多くの人が認めている考えや理論とは違う、ちょっと変わった考え方や理論を表すのに使うんだよ。
だから、「異端」っていう言葉を見たら、それは「普通とは違う、一般的な考えから外れているもの」っていう意味で使われていることが多いんだよ。
でも、それは必ずしも悪いことを意味しているわけじゃないからね。時には、新しい考え方や視点を提供してくれるかもしれない、「異端」とはそんな言葉なんだよ。
異端(いたん)の使い方
異端(いたん)の例文
- その思想は、異端視されている。
- 空手の世界では、彼は異端者だ。
- 彼は、異端邪宗の徒だ。
- あの人の節は異端邪説として忌み嫌われる。
- 異端とされて、その研究は中止になった。
異端の文学作品などの用例
「異端児」とは?
「異端」は、よく「異端児(いたんじ)」という表現で使われます。
「異端児」とは、「政党派に属さず独自の活動をする人。常識にとらわれず、自由奔放に行動する人」をいいます。
常識に縛られへんで、自分の思うがままに行動するんやな。これなら、ちびっ子らでもわかるかもな。
【例文】
・彼は、日本映画界の異端児として有名だ。
・あの人は、画壇の異端児と言われている。
それは時代や文化によって多くの人々に受け入れられている信念や理論に対して、例外的に少数の人々が信じている宗教や学説のことも指すんだよ。