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「甚大」の意味と使い方や例文!良い意味?悪い意味?(類義語・対義語)

【二字熟語】
甚大

【読み方】
じんだい

【意味】
程度のきわめて大きいさま。

【語源・由来】
「甚」は「はなはだしい。」
「大」は「形・数量・規模などがおおきい。」

【類義語】
膨大、絶大、多大、莫大

【対義語】
軽微

甚大(じんだい)の使い方

健太
先週の台風による被害が甚大だったんだって。
ともこ
農家さんは、自然との戦いの連続よね。
健太
農産物が傷ついて売れなくなってしまったんだって。
ともこ
傷が目立たないように、乾燥させたりジュースにして売るために資金を募りましょう。

甚大(じんだい)の例文

  1. 円安は日本経済に甚大な影響を及ぼすだろう。
  2. 地震で建物が甚大な被害を受けた。
  3. 九州は、よく台風による甚大な被害をこうむる。
  4. 戦争で甚大な打撃をこうむった。
  5. 産業革命で地球環境は甚大なダメージをこうむった。

甚大(じんだい)は良い意味?悪い意味?

甚大」は程度のきわめて大きいさまをいう語ですが、主に被害、損害など悪いことについて使うことが多いです。

「台風による甚大な被害」のようにマイナスイメージの言葉です。

地震や台風などの自然災害で大きな被害が出た時に「甚大な被害」とニュース等で見聞きすることが多いです。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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