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「所業」の意味と使い方や例文!「鬼畜の所業」とは?(類義語)

【二字熟語】
所業

「所行」とも書く。

【読み方】
しょぎょう

【意味】
行い。しわざ。多く、好ましくないことにいう。

【語源・由来】
「所」は、動作・行為を表す語に冠して「…するところ」「…するもの」の意を示す。
「業」は「しわざ。行い。」

【類義語】
所為、仕業

所業(しょぎょう)の使い方

健太
ロシア軍がウクライナに侵攻したそうだよ。
ともこ
ニュースで流すことができないような所業を繰り返しているそうね。
健太
戦争を回避する術はなかったのかな。
ともこ
昔から人間は愚かな生き物なのよ。

所業(しょぎょう)の例文

  1. 動物に虐待をするとは悪魔の所業だ。
  2. 世にも恐ろしい所業を目撃してしまった。
  3. 正気の沙汰とは思えない彼の所業に、皆絶句した。
  4. 教会で懺悔したからと言って、これまでの所業が洗い流されるわけではないと思っている。
  5. 同じ人間がすることとは思えない所業だった。

「鬼畜の所業」とは?

所業」を用いた表現の一つに「鬼畜の所業(きちくのしょぎょう)」があります。

鬼畜の所業」の「鬼畜」とは、「鬼と畜生。転じて、残酷で、無慈悲な行いをする者。」という意味です。

鬼畜の所業」とは、鬼や畜生がするような行いのこと、人間らしさの感じられない振る舞いという意味です。

【例文】
・生まれたばかりの子猫をゴミ袋に入れて捨てるとは鬼畜の所業だ。
・ホロコーストは鬼畜の所業で、許されるべきことではない。
・無辜の民を大勢殺す核兵器の使用は鬼畜の所業だ。