【二字熟語】
除外
【読み方】
じょがい
【意味】
ある範囲や規定の外におくこと。取りのけること。
【語源・由来】
「除」は「取りのぞく。」
「外」は「ある範囲の外側におく。」
【類義語】
省く、以外
【対義語】
包含、登録、含有、有力
除外(じょがい)の使い方
山梨側から吉田口五合目へ登れる「富士スバルライン」は、EVと燃料電池自動車が規制対象から除外されているんだよ。
EVはクリーンで台数が少ないから環境に影響を与えないという考えなのね。
EVで行けば、五合目まで車で楽して行くことができるよ。
楽して登れたらいいけど、富士山は自分の足で一から登りたいなあ。
除外(じょがい)の例文
- 小学生は調査対象から除外する。
- この事例は、法の適用除外となります。
- その可能性を除外して考えます。
- その選手は、代表選手から除外された。
- 次女は、その勲章をもらうと、たいてい自分の財布の中に入れて置く。祖父は、次女にだけは、そんな除外例を許可するのである。胸に吊り下げずとも、いいのである。(太宰治、ろまん灯籠)
「除外」と「排除」の違いは?
「除外」に似ている語に「排除(はいじょ)」があります。
「排除」は、「おしのけ取り除くこと。排斥。」という意味です。
「除外」も「排除」も、取り除くことをいいます。
しかし「除外」は、区別して取り除くことをいいます。
対して「排除」は、いらないものとして取り除くことをいいます。