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上手の読み方!「じょうず」と「うわて」正しいのは?

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「上手」があります。

問題

Q「上手」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?

次の3択から選んでみて下さい。

上手の読み方
  1. 「じょうず」
  2. 「うわて」
  3. 「じょうず」と「うわて」両方とも

 

このページでは、悩みやすい「上手」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「上手」の読み方は、「じょうず」?「うわて」?

読み方

 

上手の正しい読み方は、「じょうず」「うわて」どちらなのでしょうか。どちらも聞いたことがあるかもしれませんね。

「上」の音読みには「ジョウ」「ショウ」、訓読みには「うえ」「うわ」などがあります。また、「手」の音読みには「シュ」「ズ」、訓読みには「て」「た」があります。

上手の読み方としては「じょうず」「うわて」のどちらを使っても間違いではありません。つまり、どちらも正しい読み方ということになります。

正解は、③の「じょうず」と「うわて」の両方です。

広辞苑には、上手と表記する項目として「じょうず」「うわて」「かみて」があります。

「上手」の意味は、「じょうず」と「うわて」で違う!

意味

「上」には「うえ」「うえのほう」「年齢・地位・身分などが高い」などの意味があります。一方、「手」には「て」「てなみ」「やりかた」などの意味があります。

上手(じょうず)の意味は「物事に巧みなこと」「世辞」などです。
上手(うわて)の意味は「上の方」「技術などが優れていること」です。
上手(かみて)の意味は「上の方」「川の上流」などです。

上手を用いた例文には「料理が上手(じょうず)だ」「一枚上手(うわて)だ」「上手(かみて)から流れ着く」があります。

まとめ

まとめ
  • 上手の読み方は、「じょうず」「うわて」のどちらも正しい。
  • 上手(じょうず)は「物事に巧みなこと」を意味する。
  • 上手(うわて)は「上の方」「川の上流」などを意味する。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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