秋桜の読み方！「あきざくら」と「コスモス」正しいのは？

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「秋桜」があります。

Q「秋桜」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか？

次の３択から選んでみて下さい。

このページでは、悩みやすい「秋桜」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「秋桜」の読み方は、「あきざくら」？「コスモス」？

秋桜の正しい読み方は、「あきざくら」「コスモス」どちらなのでしょうか。どちらも聞いたことがあるかもしれませんね。

「秋」の音読みには「シュウ」があり、訓読みには「あき」「とき」があります。また、「桜」の音読みには「オウ」、訓読みには「さくら」があります。

秋桜の読み方としては「あきざくら」が正しく、「コスモス」は間違いになります。

正解は、①の「あきざくら」です。

広辞苑では、秋桜の表記として「あきざくら」の項目はありますが、「コスモス」はありません。

「秋桜」の意味

秋桜（あきざくら）の意味は「コスモスの異称」です。これは幕末に伝わり明治期に広まったとされる外来種のコスモスの花の形が桜に似ていることを由来とするもので、昭和の歌謡曲に「秋桜」と書いて「コスモス」と読ませるヒット曲があり、多くの人にこの表現が知られるようになりました。

一方、広辞苑には「コスモス」の項目があり、その表記として「kosmosギリシア　cosmosイギリス」と記されています。意味は二つあり一つは、混沌を意味するカオスに対する「美しい秩序」や「秩序と調和とをもつ宇宙または世界」。もう一つに「メキシコ原産のキク科の一年草」「秋桜」「おおハルシャぎく」とあります。

秋桜を用いた例文には「秋桜が揺れる美しい景色」があります。

まとめ