過言の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
過言
【読み方】
かごん
【意味】
①大げさすぎる言い方。言いすぎ。かげん。
②度を過ぎた言葉。無礼な言葉。かげん。
あんまり大げさに言うとか、適切じゃないことを言ったときに、「それは過言やろ」と指摘されちゃうわけや。ちゃんと節度をもって話さなあかんねんてことやな。
【語源・由来】
「過」は「ある範囲や基準をこえる。」
「言」は「いう。」
【類義語】
誇大、失言
【対義語】
言葉足らず
過言(かごん)の解説
「過言」という言葉には意味が2つあってね、どちらも言葉や表現が度を越えていることを示すんだよ。
1つ目の意味は、「大げさすぎる言い方」や「言いすぎ」ということを表しているんだ。たとえば、「実力では世界一と言っても過言ではない」っていうのは、とても高い評価や能力を持っていることを強調するために使われているんだ。ここでの「過言ではない」とは、実際にそのような評価や能力があるので、それを強調して言っても言い過ぎではない、ということを示しているよ。
2つ目の意味では、「度を過ぎた言葉」や「無礼な言葉」を指しているんだよ。つまり、言うべきではないようなことを言ってしまうこと。「酒の力で雑言過言を并 (なら) べ立つれば」〈鉄腸・花間鶯〉では、酒に酔った影響で、普段言うべきでないような言葉を連発してしまう、という状況を表しているんだ。
だから、「過言」という言葉は、話している内容が実際よりも大げさに感じられるか、あるいはちょっと失礼や不適切であることを示すときに使われるんだね。
過言(かごん)の使い方
過言(かごん)の例文
- これがともこちゃんの最高傑作だと言っても過言ではない。
- ともこちゃんと出会っていなかったら、今の私は無いと言っても過言ではない。
- 最初の印象でその後の評価が決定づけられると言っても過言ではない。
- 地球の平和は、大統領の双肩にかかっていると言っても過言ではない。
- 国民全員が彼らの一挙手一投足に興味津々と言っても過言ではない。
過言の文学作品などの用例
「過言ではない」とは?
「過言」は、「過言ではない」という表現で使われることが多いです。
「過言ではない」とは、言い過ぎではないという意味です。
つまり、話している内容は正確で、言い過ぎではないということを強調したいときに使われるんだ。
例えば、「彼はこの業界で最も優れた人間やと言っても、過言ではない」みたいな使い方やな。
【例文】
・この作品は、当代随一と言っても過言ではない。
・空前絶後の珍事と言っても過言ではない。
つまり、言葉の使い方が適切でないことを示している言葉なんだ。