快哉の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
快哉
【読み方】
かいさい
【意味】
ああ愉快だと思うこと。胸がすくこと。
例えば、最高の景色を見たり、美味しいものを食べたときに、心から「あぁ、これは最高や!」って思う瞬間のことやね。胸がスッキリして、世界が明るく見えるような感じやな。
【語源・由来】
「快なる哉 (かな) 」の意から。
【類義語】
快感、愉快、心地よい
快哉(かいさい)の解説
「快哉」っていうのは、、何かがとても気持ち良くて、それに感動したり、嬉しくなったりしたときに使う言葉だよ。例えば、山の頂上に登って、すごく美しい景色を見た時や、とてもおいしい料理を食べた時に「ああ、気持ちいい!」と感じるような状況で使うんだ。
夏の暑い日に、凍ったアイスクリームを食べて、すっごく涼しくなった時に、「ああ、これは気持ちいい!」って感じることができるような状況あるとして、その時に「快哉を叫ぶ」なんて言うこともあるよ。
「快哉を叫ぶ」という表現は、文字通り大声で「ああ、楽しい!」と叫ぶことを意味しているけど、もっと普通に言えば、とっても喜びや満足を感じることを表しているんだよ。
ちなみに、「快哉」のもともとの言葉は「快なる哉(かな)」というんだ。この言葉の「快なる」は「心地良い」「気持ちがいい」という意味で、「哉(かな)」は古典文学でよく使われる感嘆の言葉だよ。だから、この二つの言葉を合わせた「快なる哉」は「ああ、気持ちいい!」みたいな感じで使われるんだ。
つまり、「快哉」っていうのは、何かすごく良いことがあって、その感動や喜びを言葉で表したい時に使うんだね。
快哉(かいさい)の使い方
快哉(かいさい)の例文
- 全面勝訴に快哉を叫ぶ。
- 世界記録達成に快哉を叫ぶ。
- 対戦相手に失礼にならないよう心の中で快哉を叫んだ。
- 逆転ゴールに快哉の声を上げた。
- ライバルの失敗に対して快哉を叫ぶ健太くんを軽蔑する。
快哉の文学作品などの用例
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・・・、その度毎に、実に、快哉を叫んだ。 やがて、井伏さんの最初の短篇・・・ 太宰治「『井伏鱒二選集』後記」
「快哉を叫ぶ」とは?
「快哉」はよく、「快哉を叫ぶ」という使い方をされます。
「快哉を叫ぶ」とはうれしい出来事に接して喜びの声を上げる。心から愉快だと思うという意味です。
「九回裏のホームランに快哉を叫ぶ。」「してやったりと心の中で快哉を叫ぶ。」というように使われます。
つまり、心から喜びを感じている状態を示す言葉なんだ。
心の底から嬉しくて、それを隠しきれずに叫ぶってわけやね。うーん、心がポッと温かくなるような瞬間に使う言葉やな。