改定の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
改定
【読み方】
かいてい
【意味】
法律・制度など以前のものを改めて新しく定めること。
昔のままやと不都合なことがあるから、時代に合わせて変えていくんやね。
【語源・由来】
「改」は「古いものをやめて新しいものに変える。」
「定」は「さだめる。さだまる。きめる。きまる。」
【類義語】
変更、改正
改定(かいてい)の解説
「改定」という言葉は、すでにある法律やルール、制度などを見直して、それを新しくしたり、より良くしたりすることを意味しているんだ。
もともとの法律やルールが古くなったり、何か問題が見つかったりすると、それを新しくしたり、修正したりして、もっと良くしていくのが「改定」なんだよ。
「改定」は、特に大人たちが使う法律や契約、条約などの文書でよく使われる言葉だよ。たとえば、国同士が「この川の魚は、この国とこの国で半分ずつ取ることにする」という約束(これを条約っていうんだよ)を昔していたとする。でも、ある日「この国は70%、この国は30%取ることに変更する!」と新しく決めたら、それは「条約を改定する」ということになるんだ。
また、バスや電車の運賃も「改定」することがある。昔は100円だったけど、燃料費や色々なものの値段が上がったので、バス会社が「これからは110円にするよ」と新しく決めたら、それは「運賃を改定する」ということだよ。
要するに、「改定」は、今のルールや法律が時代や状況に合わなくなった時に、それを新しくして、よりよくするための行動なんだ。
改定(かいてい)の使い方
改定(かいてい)の例文
- 条文を改定する。
- 運賃改定で値上がりした。
- 時代にそぐわない古いシステムは改定が必要です。
- 高速道路の料金を改定する。
- サッカーのルールを改定する。
改定の文学作品などの用例
「改定」と「改訂」「改正」の違いを解説
「改定」に似た語に「改訂」と「改正」があります。
「改訂」は
①書物の内容を改め正すこと。(例:旧版を改訂する。改訂版。)
②法律や取り決めなどの一部を改めて正当な形に正すこと。改正。改定。
「改正」は
適当なところや、不備な点を改めること。主に、規則・規約・法令などについて使う。(例:校則を改正する。料金改正。)
という意味です。
三語の共通点は「法律や取り決めなどの一部を改めて正当な形に正すこと。」という意味です。
「改定」・・・新たに取り決めること。
「改訂」・・・書物の内容などを改め直すこと。
「改正」・・・悪い点を改め正すこと。
「改定」は新たに取り決める、「改訂」は文字や文章に対して使われ、内容を改め直すこと、「改正」は主に悪い点に対して使う語で、改め正すことをいう点が異なります。
「改訂」は二つの意味があるんだよ。一つ目は、書物の内容を新しくすること。二つ目は、法律や取り決めの一部を正すことで、これは「改正」とも言われる。
一方、「改正」は規則や規約、法令などの不適切な部分や欠点を修正することを指すんだ。主に、具体的な部分や条項の修正に使われる言葉だね。
「改訂」ってのは、本とか書類の内容を新しくすることやな。でも、法律とかの一部を直す時も使うんやね。ここらへんはちょっとややこしいわ。
そして、「改正」は、規則や法律のある部分がちょっと不完全やったり、間違ってるとこを直すことやな。これはもっと具体的に、ちょっとした部分を直すときに使う言葉やんな。これでバッチリ違いがわかったで!
【例文】
- 公共料金の改定を提案する。
- 辞書の改訂版を出すことにした。
- 不平等条約の改正。