活況の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
活況
【読み方】
かっきょう
【意味】
勢いづいた様子。商業、株式市場などの活気のある状況。
全体の雰囲気がウキウキして、商売繁盛や市場が元気な時を言うんやね。そんなときは、みんな儲けるチャンスも多そうやな!
【語源・由来】
「活」は「勢いよく動く。いきいきとしている。」「況」は「ありさま。ようす。」
【類義語】
好況、好景気、景気の良い、活気に満ちた、盛況、大盛り上がり
【対義語】
不況
活況(かっきょう)の解説
「活況」という言葉は、ビジネスや市場の状態が良好で、元気であることを示す言葉だよ。
具体的に言うと、「活況」は、商売や株式市場などの状態が良好で、取引や売買が盛んに行われている様子を示す言葉だよ。これは、その市場や業界が元気で、参加している人たちや企業が活動的であることを意味しているんだ。
「活況を呈する」という表現では、「活況」の状態、つまり、元気で活動的な状態を示している、という意味になるよ。たとえば、ある商品がとても人気で、どこの店でも売り切れ続出である場合や、株式市場で特定の株が急騰して多くの人々がその株を買っているような状態を、「活況を呈している」と言うことができるんだ。
これは、商品や株などが「旬」であるとき、またはその市場や業界にポジティブな動きやニュースが多いときに特に使われる表現だね。
だから、「活況」という言葉は、単に「活気がある」という意味だけではなく、その背後には良好なビジネスの状態や市場の動き、そして参加している人々や企業の活動的な姿勢が反映されているんだよ。
活況(かっきょう)の使い方
活況(かっきょう)の例文
- 活況を呈する日本アニメ業界。
- 不動産市場が再び活況を呈している。
- 戦後、繊維業界の活況とともに、ファッションショーが開催されるようになった。
- 銅の需要増加に伴い、鉱山は活況を見せるようになった。
- 建築業界が活況を帯びている。
活況の文学作品などの用例
「活況」と「盛況」の違いを解説
「活況」に似ている言葉に「盛況」があります。
「盛況」とは「(会や催しなどの)盛んなありさま。」をいいます。
「活況」と「盛況」の違いは、
「活況」・・・市場や株取引などの金銭のやり取りの勢いについていう
「盛況」・・・イベントや会合の様子についていう
という違いがあります。
一方、「盛況」は、イベントや催し物でたくさんの人が集まり、非常に賑やかな状態を指す言葉だね。
一方、「盛況」は、お祭りやコンサートがめっちゃ賑わってるときやな。要するに、どちらもええ感じの言葉やけど、使う場面がちょっと違うわけやな。商売で元気なら「活況」、イベントで人が集まってるなら「盛況」ってことやな。
つまり、事業や市場が好調で、皆が活発に動いている状態を指しているんだ。