【二字熟語】
喚起
【読み方】
かんき
【意味】
よび起こすこと。
【語源・由来】
「喚」は「よぶ。よびよせる。よびおこす。」
【類義語】
掻き立てる、ふるい起こす、呼び起こす、想起
「注意喚起を促す」は誤用?
「喚起」を用いた語で「注意喚起を促す」という表現を見かけることがあります。
これは誤用です。
「注意喚起」には、注意を促すという意味が含まれるため文法的に誤りです。
正しくは、「注意を促す」または「注意を喚起する」というように使います。
喚起(かんき)の使い方
情勢が悪化しているから、A国への旅行に対して外務省が注意を喚起しているんだって。
ええっ。お兄ちゃんが仕事でその国に行っているのよ。
さらに悪化する前に帰国できたらいいね。
無事に帰ってきますように。
喚起(かんき)の例文
- 論陣を張って世論を喚起する。
- 幼少のころの記憶を喚起させた。
- 消費者の需要を喚起する方法を考えよう。
- 自ら学ぶ意欲を喚起させる。
- 何気ない会話で、偶然にも記憶が喚起された。