寡少の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
寡少
【読み方】
かしょう
【意味】
非常に少ないさま。ごくわずか。
まあ、俺の財布の中身みたいなもんやね(笑)。少ないんやけど、大切に使わなアカンってことやな。
【語源・由来】
「寡」は「少ない。」
「少」は「すくない。すこし。わずか。」
【類義語】
僅少
【対義語】
衆多
寡少(かしょう)の解説
「寡少」という言葉は、物事や数が非常に少ないこと、つまり、本当にわずかしかないというさまを表す言葉なんだよ。
たとえばね、学校の遠足の日に、急に雨が降ってきて、参加する生徒が本来の数の半分以下しかいなかった場合、そんな状態を「寡少な人数」と表現することができるんだ。これは、普段よりも非常に人数が少ないという状態を示しているんだよ。
「寡少な人員」では、普段よりも人員が非常に少ない、つまり人数がごくわずかであることを示しているんだ。仕事やプロジェクトで、必要な人数が集まらなかったり、人が足りない状態をこのように表現することができるね。
だから、「寡少」という言葉は、非常に少ない、または期待されるよりもずっと少ないということを強調して表現するときに使われるんだね。
寡少(かしょう)の使い方
寡少(かしょう)の例文
- 需要は寡少でほとんどない。
- この市は日本一狭小で、人口は寡少です。
- 支払われる賃金は寡少だった。
- 得られた情報量が寡少で判断できない。
- この駅の利用者は寡少です。
「寡少」と「過小」「過少」の違いを解説
「寡少」と同じ読み方の語に「過小」「過少」があります。
「寡少」と「過小」の違いは?
「過小」は「小さすぎるさま。小さすぎて実際と合わないさま。」をいいます。
「寡少」は、非常に少ないさまをいいます。
対して「過小」は、小さすぎるさまをいうので意味が違います。
また、「過小評価」のように、基準が明確でないものに対して使います。
一方、「過小」という言葉は、実際よりも小さく評価されているさまや、小さすぎて適切でないときを指す言葉だよ。例えば、実力以上に低く評価されるときや、必要な量よりも足りないときに「過小」と言うことができるんだ。
「過小」はちょっと違う感じで、実際の値段や価値よりも小さく見られてるときとかに使う言葉やな。たとえば、あんたの実力は100点なのに、50点しか認められてへん、っていう時とかに使うんやろ。必要なものが10個必要なのに、5個しかないとか、そんなときにも使えるんやな。
「寡少」と「過少」の違いは?
「過少」は、少なすぎるさまをいいます。
「寡少」は、非常に少ないさまをいいます。
対して「過少」は、少なすぎることをいうので意味が違います。
また、「人口の過少」のように、基準が明確であることに対して使います。
一方、「過少」という言葉は、何かが少なすぎるさまを指している。適切な量や期待される量よりも不足している状態を言い表すのに使われるんだよ。
それに比べて、「過少」っていうのは、足りへん!っていう時に使うんや。期待してたよりも、ちょっと少ない…っていう感じで使うんやな。おお、なるほどな、この違い、しっかり覚えとかなあかんな!
要するに、本当に少ししかない、というさまを表しているんだ。