「界隈」の意味と使い方や例文！ネットやオタク用語としても使われる？（類義語）

界隈の読み方・意味とは？（類義語）

【二字熟語】
界隈

【読み方】
かいわい

【意味】
そのあたり一帯。あたりきんじょ。

「界隈」という言葉は、ある場所の周辺やその辺り一帯のことを指すんだ。

つまり、特定の場所の近くやまわりのエリアを示す言葉だね。

ああ、それは「その辺りや付近」ってことやな。

例えば、「この界隈で美味しいラーメン屋知らん？」みたいに、ある場所の周りや近くのことを話すときに使う言葉やな。これは、ちょっと広めのエリアを指してる感じやね。

【語源・由来】
「界」は「あたり。一帯。」
「隈」は「山や川が曲がりこんだところ。また、奥まったところ。すみ。」

【類義語】
付近、近辺

【対義語】
中心

界隈（かいわい）の解説

カンタン！解説

「界隈」という言葉は、特定の場所の周辺やその辺り全体を指す言葉なんだよ。

たとえばね、大きな町や都市にはたくさんの地域やエリアがあるでしょ？その中の一部のエリアや、特定の場所の周りの地域を指すときに「界隈」という言葉を使うんだ。例えば、東京には銀座という有名なショッピングエリアがあるよね。その銀座の中心部だけでなく、銀座の周辺に広がるエリア全体を指して「銀座界隈」と言ったりするのさ。

また、「界隈」は、具体的にこの通りからこの通りまで、という具体的な範囲を示すわけではないんだ。むしろ、ある地域や場所を中心とした、その周りの一帯や近くのエリアをざっくりと表す時に使う言葉なんだよ。

ちなみに、「界隈」っていう言葉の中には、「界」が「境界」や「範囲」という意味を持っていて、「隈」は「曲がりくねった場所」や「影」などの意味があるんだ。この二つの言葉を組み合わせることで、特定の場所だけでなく、その周辺や影響を受けるエリアまでを広く指す意味になるんだね。

だから、「界隈」という言葉は、ある場所の中心部だけでなく、その周りや付近、近辺のエリアもまとめて指すときに使われるんだ。何かの場所やエリアに関する話をするとき、その場所だけでなく、その近くのエリアも含めて考えたいときに、この言葉を使って表現することができるんだよ。

界隈（かいわい）の使い方

この界隈は、ともこちゃんが好きなパンケーキ屋さんが密集しているらしいよ。

食べたーい。

パンケーキ屋さんがありすぎてどこに行けばいいのか分からないよ。

とりあえず一番行列が長い店にしましょう。

界隈（かいわい）の例文

1. 浅草界隈で買い物をする。
2. 銀座界隈をぶらぶらすることを銀ブラという。
3. この界隈には大使館が多いです。
4. 道頓堀界隈を案内する。
5. この界隈は夜は危険なので注意してください。

界隈の文学作品などの用例

1. ･･･彼等はまず京橋界隈の旅籠に宿を定めると、翌日からすぐに例のごとく･･･ 芥川竜之介「或敵打の話」

2. ･･･でも事の起りは、あの界隈の米屋の亭主が、風呂屋で、隣同志の紺屋の･･･ 芥川竜之介「或日の大石内蔵助」

3. ･･･の丸清と云えば、あの界隈では知らぬものはない。それを露柴はずっと･･･ 芥川竜之介「魚河岸」

ネットやオタク用語としても使われる？

日常会話で使われる「界隈」と異なる、ネット用語で使われている「界隈」があります。

ネット用語の「界隈」は属性・特定のジャンル・業界・関係者を意味します。

同じアイドルを好きなファン仲間、同じ趣味を持つ仲間というようなことを表します。

【属性を表す界隈】

• ふぁぼ界隈
• インスタ界隈
• SNS界隈

【特定のジャンルを表す界隈】

• オタク界隈
• ジャニオタ界隈
• アイドル界隈

【業界・関係者を表す界隈】

• 政治界隈
• 政権界隈
• 広告界隈

などがあります。