刮目の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
刮目
【読み方】
かつもく
【意味】
目をこすって、よく見ること。注意して見ること。刮眼。
何か驚くようなことや、大事なことがあったら、「刮目して見る」って感じやね。ちゃんと見て、何も逃さへんようにするんやな。
【語源・由来】
「刮」は、こする意。
【類義語】
刮眼
刮目(かつもく)の解説
「刮目」という言葉は、とても注意深く、しっかりと何かを見ることや、注目することを意味しているんだよ。
目をこすってよく見る、というイメージから来ていて、何かが変わったり、注目すべき時や場面に使われるんだ。例えば、「刮目して待つ」という表現があるけど、これは「しっかりと見て、待ち構える」という意味になるんだ。何か重要な出来事や変化が起こることを予期して、その瞬間を逃さないように注意深く待ち構えることを表しているよ。
また、「刮目に値する」というのは、それだけ注目すべき価値がある、つまり「見逃せない」ということを意味しているんだ。何かすごいことや予想外のことが起こったとき、そのことを強調するためにこの表現を使うことができるよ。
ちなみに、「刮目」は「刮眼」と言われることもあるんだ。これは「刮目」とほぼ同じ意味で使われることが多く、要するに、両方とも「特別に注意して見る」という意味合いが強いよ。何か重要なことや注目すべきことが起こる時に使う言葉なんだ。
だから、「刮目」とは、何かをしっかりと確認したり、特別に注目したりする様子を表す言葉なんだ。何か特別なことや驚くべきことが起こるときに、そのことを強調するために使われることが多いんだよ。
刮目(かつもく)の使い方
刮目(かつもく)の例文
- 刮目して成就を待つ。
- 刮目に値する成果です。
- この映画は刮目に値する。
- ともこちゃんの仕事ぶりに刮目した。
- 努力は刮目すべき成功を収めていた。
刮目の文学作品などの用例
刮目相待(かつもくそうたい)とは?
「刮目」を用いた四字熟語に「刮目相待」があります。
「刮目相待」の「相待」は相手を待ちかまえることをいいます。
目を見開いてよく見ながら待ちかまえるという意味から、「刮目相待」は「人や物事の成長や進歩を待ち望むこと。また、今までとは違った目で相手を見ること。」という意味です。
この四字熟語は、特に変わる可能性や進歩を期待している状況でよく使われるよ。
もうちょっと分かりやすく言うと、サッカーの新人選手がデビューする前に、「この選手、将来すごい活躍するかもしれへん!」って楽しみにしてる感じか。既存の印象に囚われず、新しいことを期待して目をキラキラさせてるんやな。
別の言い方として「刮眼」とも言われることがあるね。