「果敢」の意味と使い方や例文！「果敢に挑む」とは？（語源由来・類義語・対義語）

果敢の読み方・意味とは？（語源由来・類義語・対義語）

【二字熟語】
果敢

【読み方】
かかん

【意味】
決断力に富み、物事を思いきってするさま。

「果敢」という言葉は、物事を迷わず、思い切り良く進める様子や、決断力があることを表すんだよ。

ええやん、それはつまり、ビビらずにドンと進む、勇敢な感じやな。

迷ったりせず、サッと決断して行動に移せる人のことやろ。そんな人、カッコええよな！

【語源・由来】
「果」は「思い切ってする。」
「敢」は「困難・障害を押し切って行動を起こすこと。思い切って。」

【類義語】
勇ましい、勇敢、勇壮、りりしい

【対義語】
優柔

果敢（かかん）の解説

カンタン！解説

「果敢」という言葉は、物事を迷わず、思い切って進む様子やそのような性格を表す言葉なんだよ。

この言葉は、迷いのない強い意志や、何かを決断するときの力強さを持っている様子を示すんだ。人が挑戦的な状況や困難な問題に直面したとき、躊躇しないで行動する勇気や、そういった状況でもしっかりとした決断を下す力を持っているときに、その人の行動や性格を「果敢」と表現することができるんだ。

「果敢な行為」は、迷わず行動する勇気や思い切りの良い行動を指す。「勇猛果敢」は、これがもう一段階強調されていて、「勇猛」という言葉が「果敢」と組み合わされることで、非常に勇敢で、迷いのない行動をとる人の特質を強く表現しているんだよ。

さらに、「かかんさ」という言葉は、「果敢」の性質や特質をもつ様子や、そのような性格を持っていることを意味する名詞だね。

だから、「果敢」という言葉は、迷わず、思い切りの良い行動をする人の性格や、そのような行動を示す様子を表しているんだね。

果敢（かかん）の使い方

優勝候補相手に果敢に戦ったわね。

でも負けてしまったよ。

接戦だったじゃないの。惜しかったわ。

次こそは勝つ。

果敢（かかん）の例文

1. 果敢に困難に立ち向かっていく。
2. ゴールに果敢に攻め込む。
3. 健太くんは果敢に反撃した。
4. 果敢にホームスチールをした。
5. 果敢に敵と戦った。

果敢の文学作品などの用例

1. ･･･な、そして同時に勇往果敢な、不屈不撓なような顔附をして、冷然と美･･･ 著:アルチバシェッフミハイル・ペトローヴィチ 訳:森鴎外「罪人」

2. ･･･さえ、かず書くよりも果敢げに、しょんぼり肩を落したが、急に寂しい･･･ 泉鏡花「女客」

3. ･･･い蒼海の浪に、あわれ果敢い、弱い、力のない、身体単個弄ばれて･･･ 泉鏡花「星あかり」

「果敢に挑む」とは？

「果敢」はよく「果敢に挑む」という言葉で使われます。

「果敢に挑む」の「挑む」は

①こちらから戦い・けんかなどをしかける。挑戦する。
②ある対象に立ち向かっていく。
③異性に言い寄る。関係を迫る。
④張り合う。競争する。

という意味です。

「果敢に挑む」とは勇気をもって挑戦する、大胆に挑戦するという意味です。

「果敢に挑む」は、恐れることなく、大胆に取り組む姿勢を示す言葉だね。

挑戦する際に必要な勇気や意志の強さを強調する表現だよ。

そうやね。「果敢に挑む」って言うたら、ビビらずにどんどん挑戦する感じやな。

難しいことや怖いことでも、勇気を出して前に進むんやで。めっちゃカッコいい言葉やね！

【例文】

1. 難しい役柄に若手女優が果敢に挑む。
2. アンタッチャブルとされているテーマに果敢に挑む。