堅忍の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
堅忍
【読み方】
けんにん
【意味】
つらいことによく耐え忍ぶこと。我慢強くこらえること。
それ、めちゃ大事やん。人生、いろいろあるけど、そうやって耐えてこらえて、強くなれるんやな。それが「堅忍」ってわけか。
【語源・由来】
「堅」は「しっかりしている。」
「忍」は「がまんする。じっとこらえる。」
【類義語】
忍耐
堅忍(けんにん)の解説
「堅忍」という言葉はね、辛いことや大変なことがあっても、しっかりと耐えて我慢することを意味しているんだよ。これは、どんなに難しい状況でも諦めずに頑張る力のことを言うんだ。
例えばね、「堅忍した心で立ち向かう」っていうのは、「とても辛いことがあっても、強い心でしっかりと耐えて、問題に立ち向かう」ということを表しているんだよ。つまり、どんなに大変でも、諦めずに頑張る心の強さのことを言うんだ。
また、「堅忍し、励精し、以て人生の嶮山を越えしむるは」〈透谷・泣かん乎笑はん乎〉 という文章は、「我慢強く耐えて、精一杯努力して、人生の大きな困難を乗り越えていくんだ」という意味なんだ。人生にはいろんな難しいことがあるけど、そのすべてにしっかりと耐えて、乗り越えていく強さを表しているんだよ。
だから、「堅忍」という言葉は、どんなに辛くても耐え忍ぶ、強い心と我慢強さ示しているんだね。
堅忍(けんにん)の使い方
堅忍(けんにん)の例文
- 不幸な状況を堅忍し、克服する勇気がある人には幸せが待っている。
- 人生は、困難と堅忍の繰り返しです。
- 彼は見事な堅忍さで、数々の試練を耐え抜きました。
- 健太くんは、子供にしては感嘆すべき堅忍さを持っている。
- 堅忍と努力があったから、ノーベル賞を受賞するような成果を出すことができました。
堅忍の文学作品などの用例
-
・・・的標準の意志と肉体の堅忍とで保ってゆくことができる程度の民主社会・・・ 宮本百合子「あとがき(『宮本百合子選集』第十巻)」
「堅忍不抜」とは?
「堅忍」とは、「堅忍不抜(けんにんふばつ)」という四字熟語で使われます。
「堅忍不抜」は、つらいことも耐え忍んで、どんな困難にも心を動かさないことという意味です。
この言葉は、強い精神力や忍耐力を持っていることを示しているんだ。
雨が降ろうが、風が吹こうが、びくともせんってことやな。めっちゃカッコええな、そんな心持ち、わいも見習いたいわ!
【類義語】
・堅忍持久(けんにんじきゅう)
・曠日持久(こうじつじきゅう)
【例文】
・私は堅忍不抜の愛などというものをからっきし持ち合わせていない。(壇一雄、火宅の人)
・堅忍不抜の精神で前へ前へと進む覚悟でいます。
・堅忍不抜の意志で学問に邁進する。
つまり、どんなに厳しい状況でも、諦めずに耐え続ける強さを表しているんだよ。