研鑽の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
研鑽
【読み方】
けんさん
【意味】
学問などを深く究めること。
ちょっとやそっとじゃなくて、めっちゃ深くまで掘り下げるんやな。あれこれしっかり学んで、本物の達人になるための大事なステップやってことか。
【語源・由来】
「研」は「物事の本質をきわめる。」
「鑽」は「物事を深く究める。」
研いで磨いて、より美しい形に整えて、高い価値のある物を作り出すという意から。
【類義語】
探求、追求
【対義語】
怠慢、無為徒食、怠惰、不精
研鑽(けんさん)の解説
「研鑽」という言葉は、学問や技術などをじっくりと深く学び、理解していくことを意味しているんだよ。
例えば、「研鑽を重ねる」という表現は、何かを学ぶことにたくさんの時間と努力を積み重ねていくことを言っているんだ。たとえば、ピアノを弾けるようになりたい子が、毎日練習して少しずつ上手になっていくようなことがこれにあたるよ。
また、「自ら研鑽して習得する」という言葉は、自分で積極的に学んで、新しい技術や知識を身につけることを意味しているんだ。誰かに教えてもらうだけじゃなくて、自分で本を読んだり、実際に手を動かしてみたりしながら、自分の力で知識や技術を身につけるということなんだよ。
だから、「研鑽」という言葉は、ただ簡単に覚えるのではなく、じっくりと時間をかけて深く学び、自分の技術や知識を高めることを強調しているんだね。
研鑽(けんさん)の使い方
研鑽(けんさん)の例文
- 日夜研鑽を積んだ。
- どれだけ研鑽すれば、あんな才能を手に入れることができるんだろう。
- 彼は、アナウンサーとして話すことの研鑽を続けている。
- 研鑽を重ねてきたその演奏はいつも好評です。
- 研鑽を積んだおかげで、彼の手術の腕前は世界トップクラスです。
研鑽の文学作品などの用例
「研鑽を積む」とは?
「研鑽」を用いた言葉に「研鑽を積む(けんさんをつむ)」があります。
「研鑽を積む」は、学問などを深く究める過程を積み重ねてゆくことをいいます。
「研」も「鑽」も「物事の本質をきわめる」という意味ですが、「研」は、「研磨」のように、石でこすって磨くという意味があります。
「鑽」は、「鑽(たがね)」という金属を切断したり削ったりするのに用いる鋼鉄製の手工具、または、木工に用いる鑿 (のみ)をいいます。
つまり、「研鑽」は職人などが繰り返し行う作業をいう語です。その作業の奥深さから、深くきわめる過程を「研鑽を積む」というようになりました。
この言葉は、ただ学ぶだけでなく、その知識や技術をしっかりと身につけていく過程を表しているんだよ。
ゲームでいうところのレベルアップみたいなもんか。今日ちょっと、明日もちょっと、ってやっていったら、気づいたらすごく上手になってる、そんな感じやな。
つまり、ただ表面的に知るのではなく、本当にその分野に詳しくなるために努力をすることなんだ。