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「蛮勇」の意味と使い方や例文!「蛮勇を振るう」とは?(類義語)

【二字熟語】
蛮勇

【読み方】
ばんゆう

【意味】
事の理非や是非を考えずに発揮する勇気。向こう見ずの勇気。

【語源・由来】
「蛮」は「無謀。愚策。」
「勇」は「いさむ。いさましい。つよい。」

【類義語】
無謀、愚策

蛮勇(ばんゆう)の使い方

ともこ
私はこんなにかわいいのに誰からも告白されないの。何でかしら。
健太
ともこちゃんのお兄さんが、ともこちゃんに変な虫がつかないように目を光らせているからだよ。
ともこ
お兄ちゃんがそんなことをしているの?
健太
あのお兄さんを敵に回すなんて蛮勇がないと無理だよ。

蛮勇(ばんゆう)の例文

  1. 蛮勇をふるって人員を削減する。
  2. 社長という重職を蛮勇をもって引き受けた。
  3. 敵場を探らずに敵地に乗り込むのは蛮勇だ。
  4. 蛮勇なくして渡れないような吊り橋だった。
  5. 織田信長は蛮勇で鳴らした。

「蛮勇を振るう」とは?

蛮勇」を用いた言葉に「蛮勇をふるう(ばんゆうをふるう)」があります。

蛮勇をふるう」は、深く考えないで、思い切ってという意味です。

「行政改革の実を上げるには蛮勇をふるわなければならない。」というように、思い切ったという意味で使われます。