帰着の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
帰着
【読み方】
きちゃく
【意味】
①帰りつくこと。
②いろいろの過程を経て、最終的に落ち着くこと。
二つめは、色々あったけど、最終的に一つの答えや結果に辿り着くってことやな。何かを解決するときや、調査するときに、最後に辿り着く答えや結論のことを指すんやな。
【語源・由来】
「帰」は「しかるべき所に落ち着く。」
「着」は「ある場所に届く。行きつく。」
【類義語】
帰結、帰趨、帰する
【対義語】
出発
帰着(きちゃく)の解説
「帰着」という言葉はね、二つの意味があるんだよ。
1つ目の意味は「帰りつくこと」。これは、例えば船が長い航海を経て、最初に出発した港に戻ってくることを言うんだ。「無事母港に帰着する」っていうのは、船が何ものトラブルもなく、安全に元の港に戻ることを意味しているんだよ。これは、船や人が、旅からまた元の場所に戻ってくること全般を指すことができるんだね。
2つ目の意味は「いろいろの過程を経て、最終的に落ち着くこと」。これは、いろんな選択肢や可能性、考えがあったけど、最終的には一つの結論や解決にたどり着くことを言うんだ。「結局は最初の案に帰着した」っていうのは、たくさんの案やアイディアが出たけど、最終的には最初に出た案が一番良いと判断されて、それに落ち着いた、という意味になるんだ。
だから、「帰着」という言葉は、一つは物や人が元の場所や状態に戻ること、もう一つはいろいろな過程を経て最終的に一つの結論や解決に達することを表しているんだね。
帰着(きちゃく)の使い方
帰着(きちゃく)の例文
- 結局いつもの問題に帰着する。
- スペースシャトルは無事に帰着した。
- 矛盾が生じるのは当然の帰着だろう。
- 明るいうちに帰着したい。
- 20日に地球に帰着する予定です。
帰着の文学作品などの用例
「帰着」と「到着」の違いを解説
「帰着」に似ている語に「到着」があります。
「到着」は、「目的地などに行きつくこと。到達。」という意味です。
「帰着」は、帰りつくこと、議論が最終的におちつくところをいうので、似ていますが、意味や使い方が違います。
一方、「到着」は、指定された場所や目的地に行きつくこと、つまり到達することを意味しているよ。
それに対して、「到着」は、電車やバスが駅やバス停につく、シンプルに目的地に来ることやね。簡単に言うと、「帰着」は過程を経た結果、って感じや、そして「到着」はほいっと目的地に来た、ってことやな。
2つ目は、色々なことがあった後で、最終的にある結果や状態に落ち着くことを指しているんだ。