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「気鋭」の意味と使い方や例文!「新進気鋭」とは?(類義語・対義語)

気鋭の読み方・意味とは?(類義語・対義語)

意味

【二字熟語】
気鋭

【読み方】
きえい

【意味】
気力があって、意気込みが鋭いこと。また、そのさま。

二字熟語の博士
「気鋭」という言葉は、非常に気力が満ち溢れていて、意気込みが強い様子を表すんだよ。
助手ねこ
おお、それはつまり、「元気いっぱいで、やる気満々」ってことやな。

何かを成し遂げようって思ってる人が、この「気鋭」と言われるわけやな。燃えてる人、熱い人のことを指してるんやね。

【語源・由来】
「気」は「心のはたらき。意識。性質。」
「鋭」は「よい。勢いがある。」

【類義語】
意気盛ん、意欲的

【対義語】
気弱

気鋭(きえい)の解説

カンタン!解説
解説

「気鋭」という言葉は、すごく元気で、やる気に満ちていて、目の前のことに真剣に取り組む様子を表す言葉なんだよ。

たとえば、新しい仕事に挑戦するときや、スポーツで自分を試すとき、もしくは勉強や研究で新しいことを始めるときに、その人が持つエネルギーと意欲の強さを「気鋭」という言葉で表現するんだ。

「新進気鋭の批評家」では、新しく出てきたけれども、その独自の視点や考えで、多くの人々から注目されている批評家を指しているんだ。これは「新進気鋭」という組み合わせで、その批評家が新しい視点や考えを持っているだけでなく、その意欲や情熱も強いことを強調しているんだよ。

また、「気鋭の新人」という表現では、「新人」は新しく入ってきた人を指す言葉だよね。この場合、その新人がただ新しいだけではなく、その活動や行動において強い意欲や情熱を持っていることが強調されているんだ。

だから、「気鋭」という言葉は、元気でやる気に満ちていて、新しい活動や考えで注目されている人やその様子を表しているんだね。

気鋭(きえい)の使い方

健太
ともこちゃん。このイラストすごくない?
ともこ
気鋭のイラストレーターとして、今人気の人よね。
健太
そうなんだ。よく見てよ。サイン入りなんだよ。
ともこ
うわあ。うらやましい。

気鋭(きえい)の例文

例文
  1. 気鋭のライターとして将来を期待されている。
  2. アメリカ留学から帰ってきた気鋭の学者です。
  3. 気鋭の陶芸家の個展が開催されています。
  4. 健太くんは各界から注目される気鋭の新人です。
  5. 雑誌にテレビに引っ張りだこの気鋭の建築家です。

気鋭の文学作品などの用例

  1. ・・・ば、少くとも今は年少気鋭の市会議員か何かになっていたはずである。・・・ 芥川竜之介少年

  2. ・・・に参加したものは年少気鋭の学生であり新思想家であるのを見ても、奴・・・ 小川未明反キリスト教運動

  3. ・・・支配階級に属する年少気鋭の忠勇なる士官のそれと異らないものであっ・・・ 黒島伝治明治の戦争文学

「新進気鋭」とは?

気鋭」に似ている語に「新進気鋭(しんしんきえい)」があります。

新進気鋭」は、「その分野に新しく現れて、勢いが盛んであること。また、その人。」という意味です。

二字熟語の博士
「新進気鋭」という四字熟語は、新しくその分野に登場して、とても活気に満ちている様子を指すんだ。

また、そのような勢いのある人自身を指すこともあるよ。

助手ねこ
ああ、それって新人選手がデビューして、すごい活躍してるみたいな感じやな。

新参者なのに、もうめちゃくちゃ元気で、注目されてる状態を言うんやな。新人さんがピカピカしてて、みんなから「あの子、すごいな!」って思われてる感じやろ。

【例文】

  1. このドラマは、新進気鋭の脚本家が担当しました。
  2. 新進気鋭の写真家として世に認められた。
  3. 新進気鋭の作曲家として注目を集める。