既決の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
既決
【読み方】
きけつ
【意味】
①すでに決定したこと。
②裁判で、判決がすでに確定していること。
2つ目は、裁判で「この事件の判決はもう出たことやから、これ以上は話すことない」という感じやな。既に決まった、確定したことを指すんやね。
【語源・由来】
「既」は「すでに。」
「決」は「きっぱりとどちらかにきめる。きまる。」
【類義語】
決定
【対義語】
未決
既決(きけつ)の解説
「既決」という言葉は、何かがもう決まってしまっていることを表す言葉なんだよ。
まずね、最初の意味としての「既決」は、何かの事柄や問題について、すでに決定が下されていることを意味しているんだ。たとえば、学校のクラスで行事の計画を立てていて、これは既に決まったことだから、もう変更はできないよ。と言う時に「既決事項」という言葉を使うことができるんだ。
次に、二つ目の意味としての「既決」は、裁判の世界で使われることが多いんだよ。これは、裁判での判決がもう確定してしまっている状態を指すんだ。例えば、ある事件に関して裁判所が「この人は無罪です」と判断したとき、その判決が最終的に確定したら、それは「既決」となるんだよ。
ちなみに、「既決」に対する逆の状態は「未決」と言うんだ。簡単に言うと「まだ決まってないこと」だよ。
だから、「既決」という言葉は、何かがすでに決まってしまっている、または確定してしまっていることを示しているんだね。
既決(きけつ)の使い方
既決(きけつ)の例文
- 一審の判決の後既決に下って監獄に入り、一年
- たまった書類に手早く印鑑を押し、既決ホルダーに収納していった。
- アメリカでは既決重犯罪者は医師免許を取得することができない。
- 既決の箱に入れたはずの書類が無くなったと思ったら、一番底にあった。
- 既決議事に対するご意見はありますでしょうか?
既決の文学作品などの用例
「既決囚」とは?
「既決」を用いた表現の一つに、「既決囚(きけつしゅう)」があります。
「既決囚」とは、確定判決に基づいて刑の判決を受けている被収容者のことをいいます。
もう逆らえへん、確定した判決に基づいてるんやな。
【対義語】
・未決囚(みけつしゅう)
【例文】
・彼は既決囚となって刑務所に入りました。
・健太くんは、公判を受けて既決囚になり不自由な身です。
・既決囚三名が、その房に収容されています。
2つ目は、裁判において、判決がもう固定されている、つまり確定していることを示すんだ。