読み方で悩みやすい漢字の一つに、「木耳」があります。
Q「木耳」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?
次の3択から選んでみて下さい。
木耳の読み方
- 「きくらげ」
- 「もくじ」
- 「きくらげ」と「もくじ」両方とも
このページでは、悩みやすい「木耳」の読み方や意味について詳しく解説していきます。
「木耳」の読み方は、「きくらげ」?「もくじ」?
木耳の正しい読み方は、「きくらげ」「もくじ」どちらなのでしょうか。漢字を読もうとすると難しいかもしれませんね。
「木」の音読みには「ボク」「モク」、訓読みには「き」「こ」があります。また、「耳」の音読みには「ジ」、訓読みには「みみ」「のみ」があり、「くらげ」はありません。
しかし、木耳の読み方としては「きくらげ」が正しく、「もくじ」は間違いになります。
正解は、①の「きくらげ」です。
広辞苑には「きくらげ」の項目はありますが、「もくじ」はありません。
一方、新明解国語辞典(第四版)の「きくらげ」の項目には漢字の表記はなく「古来の用字は『木耳』」とあります。
「木耳」の意味
木耳の意味は「形は人の耳に全体の感じはクラゲに似ている、枯れ木に生えるきのこ」です。
「木」には「き」「たちき」の意味があります。また、「耳」には「みみ」「みみの形をしたもの」の意味があります。
木耳を用いた例文には「木耳の入った中華料理」があります。
まとめ
- 木耳の読み方は「きくらげ」が正しい。
- 「もくじ」と読むのは間違い。
- 木耳は「形は人の耳に、全体の感じはクラゲに似ているきのこ」を意味する。