既知の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
既知
【読み方】
きち
【意味】
すでに知っていること。すでに知られていること。
新しく教えられたこととちゃうんや、もう頭の中にある情報や。これは、新しいことと違って、すぐに理解できるやろうな。
【語源・由来】
「既」は「すでに。」
「知」は「物事の本質をしる。対象を心に感じ取る。」
【類義語】
周知、関知、熟知
【対義語】
未知
既知(きち)の解説
「既知」っていう言葉は、もうすでに知っていることや、他の人も知っていることを表す言葉なんだよ。
たとえばね、学校で習った数学や歴史の事実、あるいは日常生活で経験して覚えた知識や情報、それらすべてが「既知」の範疇に入るんだ。それに対して、まだ知らないことや経験していないことを「未知」と言うよ。
「既知の情報をまとめた」というのは、もう知っている情報、つまり、新しくはない情報をひとまとめにした、という意味だよ。これは、新しい発見や未知の情報ではなく、すでにわかっていることを整理してまとめることを言うんだ。
また、「既知の知識を基にしている」はね、すでに得ている知識、すでに学び取った知識をもとに、何かを考えたり、判断したり、行動したりしているってことなんだ。たとえば、学校で習ったことや、本で読んだことを基本に、新しいことを学んだり、問題を解決したりするんだよ。
だから、「既知」っていう言葉は、新しくはない、もう知っている情報や知識のことを指しているんだね。
きち)の使い方
既知(きち)の例文
- 健太くんにとっては既知の情報でした。
- 既知の惑星の間に未知の惑星が存在する可能性が浮上した。
- 既知の恐竜としては最大とされています。
- 今回発見されたものは、既知の文献ばかりというわけではなかった。
- 核廃絶への道の困難さは既知の通りである。
既知の文学作品などの用例
-
・・・各部門においては現在既知の知識の終点を究め、同時に未来の進路に対・・・ 寺田寅彦「科学上における権威の価値と弊害」
「既知の事実」とは?
「既知」は「既知の事実」という表現で使われることがあります。
「既知の事実」とは、すでに知られている事実という意味です。
「その事件に関する既知の事実と何の矛盾もなかった。」「既知の事実や既存の理論にこだわっていては、新しい発見はできない。」というように使われます。
何も新しいことではなく、みんなが認識している真実のことを指すよ。
新しくはないけど、みんなに知られてる事やな。要するに、「あぁ、それ知ってる知ってる!」ってなるやつやね。
何か新しい情報や知識ではなく、既に知識として頭に入っていることだね。