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「誇大」の意味と使い方や例文!「過大」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
誇大

【読み方】
こだい

【意味】
①実際以上に大げさに言ったり考えたりすること。また、そのさま。
②誇ること。自慢すること。過信すること。

【語源・由来】
「誇」は「大げさに言う。自慢する。ほこる。」

【類義語】
大袈裟、オーバー、大層、事事しい

【対義語】
謙遜

誇大(こだい)の使い方

健太
インターネットで、よく厨二病って見るんだけど、あれはどういうこと?
ともこ
厨二病って、辞書にはない言葉なんだけど、自己愛と誇大妄想を膨らませて、自分の世界に浸りきっている少年のことをいうのよ。
健太
自分には特別な力があって、悪の組織と戦う運命にあるんだとか?
ともこ
そういうこと。自分を過大に評価して、それを事実と信じ込む妄想に浸っている痛い人のことをいうのよ。

誇大(こだい)の例文

  1. 誇大な広告で商品をだまし売りする。
  2. 世界一のケーキというのは、誇大表現ではなかった。
  3. 誇大な宣伝文句で荒稼ぎする悪質なアフィリエイトが増えた。
  4. 嘘や誇大な表現を見抜くことができる賢い消費者になる必要がある。
  5. この健康食品は、効能を誇大に表示している。

「誇大」と「過大」の違いは?

誇大」に似ている語に「過大(かだい)」があります。

過大」とは、「大きすぎるさま。大きすぎて実際と合わないさま。」をいいます。

誇大」は、「誇大広告」のように、実際よりも程度を甚だしく表現するさまをいいます。

対して「過大」は、必要以上に大きく見積もることをいうので意味が違います。