姉妹サイト「ことわざ・慣用句の百科事典」はこちら

「混迷」の意味と使い方や例文!「混迷極まる」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
混迷

【読み方】
こんめい

【意味】
①混乱して、分別に迷うこと。複雑に入りまじって、見通しがつかないこと
②道理に暗くて、分別の定まらないこと。昏惑。昏迷。

【語源・由来】
「混」は「まじりあう。」
「迷」は「正しい仕方がわからない。筋が通らない。まよわせる。」

【類義語】
混濁、糾弾、混沌

【対義語】
明晰、整然

混迷(こんめい)の使い方

健太
コロナ禍で、いろんな業界がかつて経験したことのない長く深い混迷の時を迎えているよね。
ともこ
生活様式が急激に変化したもんね。
健太
その時その時の世の中に合わせて生きていく柔軟性のある企業だけが生き残っていくんだね。
ともこ
ざるでふるいにかけられるように、どんどん淘汰されていく。商売はシビアな世界よね。

混迷(こんめい)の例文

  1. 混迷を極めていた国際情勢が益々錯綜して不安定になる。
  2. 世界の政治情勢はますます混迷を深める。
  3. 事態は収束するどころか、混迷を極める一方だ。
  4. 彼の死後、カリスマ性のある指導者が現れず、世は混迷していく。
  5. それは政治の混迷を引き起こしかねない事案だ。

「混迷極まる」とは?

混迷」を用いた表現の一つに「混迷極まる」があります。

混迷極まる」の「極まる」は、「この上なく…である。」という意味です。

混迷極まる」とは、この上なく複雑に入りまじって、見通しがつかないことをいます。

【例文】

  1. 大国が隣国に侵攻し、世界情勢が混迷極まる
  2. トップ争いは混迷極まる
  3. 混迷極まる世情を反映して、株価が大暴落した。