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「口論」の意味と使い方や例文!「喧嘩」「議論」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
口論

【読み方】
こうろん

【意味】
言い争いをすること。口げんか。

【語源・由来】
「口」は「口で言う。口ぶり。ことば。」
「論」は「筋道を立てて述べる。事の理非を述べたてる。」

【類義語】
口喧嘩、口争い、言い争い、言い合い

【対義語】
平和

口論(こうろん)の使い方

健太
口論している声が聞こえるね。
ともこ
こんな大通りで口論するなんて尋常じゃないわね。
健太
殴り合いに発展したらこわいね。
ともこ
そうなったら110番して逃げましょう。

口論(こうろん)の例文

  1. 父と母が口論しているのを見たことが無い。
  2. 度々口論になった健太くんとは疎遠になっている。
  3. 部屋に入ろうとしたが、口論する声が聞こえ躊躇った。
  4. 口論がひどくなる前に、両者の間に割って入った。
  5. 議論が白熱しすぎて口論になってしまった。

「口論」と「喧嘩」「議論」の違いは?

口論」に似ている語に「喧嘩(けんか)」「議論(ぎろん)」があります。

「口論」と「喧嘩」の違いは?

喧嘩」は、
①言い合ったり殴り合ったりしてあらそうこと。いさかい。
②騒がしいこと。また、そのさま。

という意味です。

口論」も「喧嘩」も、互いに自分の意見を主張したり、相手を非難したりして、言葉で争うことをいいます。

両語とも、冷静さを欠き、感情に走って自分の正当性や相手の欠点などを強く主張することをいいますが、「喧嘩」に騒がしいという意味がある点が違います。

「口論」と「議論」の違いは?

議論」は、「互いの意見を述べて論じ合うこと。また、その内容。」という意味です。

口論」も「議論」も、言い合うことをいいます。

しかし「口論」は、冷静さを欠き、感情的に言い争うことをいいます。

対して「議論」は、冷静に建設的な話し合いをする際に使われます。

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