姉妹サイト「ことわざ・慣用句の百科事典」はこちら

「狐疑」の意味と使い方や例文!「狐疑逡巡」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
狐疑

【読み方】
こぎ

【意味】
相手のことを疑うこと。

【語源・由来】
狐 は疑い深い性質であるというところから。

【類義語】
得意、常客、常連、馴染み

【対義語】
業者

狐疑(こぎ)の使い方

健太
僕が告白されるなんて、からかわれてるのかもって狐疑にとらわれてしまうよね。
ともこ
健太くん。どれだけ自分に自信がないのよ。
健太
だってだらしないし、成績は良くないし、足は臭いし・・・。
ともこ
もっと自信を持ちなさいよ。告白してきた女の子に失礼よ。

狐疑(こぎ)の例文

  1. 人生の岐路に立ち、彼は少しも狐疑しなかった。
  2. 過去に何かあったのか健太くんは、いつもひとを狐疑している。
  3. 彼は、少しも狐疑することなくともこちゃんの考えに賛成しました。
  4. 本当にこの人は警察官なのかしらという狐疑の表情を浮かべました。
  5. 健太くんは狐疑深い眼つきをしていた。

「狐疑逡巡」とは?

狐疑」を用いた四字熟語に「狐疑逡巡(こぎしゅんじゅん)」があります。

狐疑逡巡」は、「疑い深くて、なかなか決断できないこと。優柔不断なさま。」をいいます。

逡巡」は、ぐずぐずとためらうさまをいいます。
表記「巡」は、「循」とも書きます。

【類義語】
・首鼠両端(しゅそりょうたん)
・遅疑逡巡(ちぎしゅんじゅん)

【対義語】
・知者不惑(ちしゃふわく)

【例文】
・健太くんは決断したようで、彼の声に狐疑逡巡の色は無かった。
・危機が迫り狐疑逡巡している場合ではなかった。
・ともこちゃんが理論的に説明してくれたので、狐疑逡巡しなかった。