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「口実」の意味と使い方や例文!「会う口実」とは?(類義語)

【二字熟語】
口実

【読み方】
こうじつ

【意味】
①言い逃れや言いがかりの材料。また、その言葉。
②日ごろよく口にする言葉。言いぐさ。

【語源・由来】
もと、口にするかての意。口すぎのもと。

【類義語】
名目

口実(こうじつ)の使い方

ともこ
健太くん。お腹の調子は良くなった?
健太
腹痛を口実に休んだだけで、本当は元気だよ。
ともこ
噓をついてさぼるなんて、やってはいけないことよ。
健太
給食のカレーが嫌いだから、カレーの日は口実を作って休むんだよ。

口実(こうじつ)の例文

  1. 論敵に攻撃の口実を与えてしまったのはミスだった。
  2. 物価高を口実に値上げする便乗値上げが増えました。
  3. 隣国に政治介入の口実を与えてはいけない。
  4. それは単なる口実にすぎない、彼はともこちゃんに会いたかっただけだ。
  5. 参加を断る口実を探したが、何も思いつかなかった。

「会う口実」とは?

口実」は、「会う口実(あうこうじつ)」という表現で使うことがあります。

会う口実」とは、会うための偽りの理由という意味です。

【例文】

  1. 会う口実を探して、恋のチャンスを増やす。
  2. 会う口実が無い時は、作ってでも会う。
  3. 彼が好きなランニングを好きだと嘘をつき、一緒に走る約束をして会う口実にした。