挙行の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
挙行
【読み方】
きょこう
【意味】
儀式や行事などをとり行うこと。
たとえば、結婚式を挙行する、って言ったら、結婚式をちゃんとやるってことになるんやね。わかりやすいわー。
【語源・由来】
「挙」は「事を起こす。起こした事柄。」
「行」は「おこなう。おこない。」
【類義語】
実行、執行、遂行
【対義語】
中止
挙行(きょこう)の解説
「挙行」という言葉は、特定の儀式や行事を行うこと、進めることを意味しているんだよ。
たとえば、学校での卒業式や入学式、または神社や教会で結婚式を行うとき、その行事や儀式を行うことを「挙行する」と表現することができるよ。「記念式典を挙行する」というのでは、何かの特別な記念のための式典やイベントを開催する、という意味になるんだ。みんなが集まって、特別な日や出来事を祝ったり、記念したりする式典を進める、ということを表しているよ。
また、「婚礼はかの地で挙行されるべきで、他の地であってはならぬのじゃ」〈千一夜物語・佐藤正彰訳〉はね、結婚式は特定の場所で行われるべきだと言っていて、他の場所ではダメだという意味を持っているんだよ。この文章は、結婚式の場所に関する特定の決まりや伝統があることを示しているんだね。その場所以外で結婚の儀式を行うのは許されない、という強い意味が込められているよ。
だから、「挙行」という言葉は、ある特定の儀式やイベント、行事を進める、または行うことを意味しているんだね。
挙行(きょこう)の使い方
挙行(きょこう)の例文
- 進水式を挙行する予定です。
- 追悼式典は、来週日曜日に挙行されます。
- 開会式を挙行します。
- 悪天候のために、本日の挙行は見合わせます。
- 優勝記念パレードが挙行された。
挙行の文学作品などの用例
「挙行」と「開催」の違いを解説
「挙行」に似ている語に「開催(かいさい)」があります。
「開催」は、集会や催し物を開き行うことをいいます。
「挙行」も「開催」も、会、行事、儀式などをとり行うことをいいます。
しかし「挙行」は、儀式や行事を公のこととして行うことをいい、日常会話では使われない点が違います。
一方、「開催」は、集会や催し物、例えばコンサートや会議などを始めて行うことを指すんだ。
それに対して、「開催」は、音楽ライブや、学会、展示会みたいな、人が集まって何かをするイベントの開始を言うんやな。どっちも何かをやるって意味やけど、ちょっとニュアンスが違うんやな。