強健の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
強健
【読み方】
きょうけん
【意味】
からだが強くて丈夫であること。また、そのさま。
これは、元気な体や健康な生活を大切にすることを思い出させてくれるわけや。ワシももっと運動して、そのように強健になりたいな~。
【語源・由来】
「強」は「力や勢いがある。固く丈夫だ。つよい。」
「健」は「体が丈夫で、しっかりしている。元気がよい。」
【類義語】
丈夫、剛健、健康
【対義語】
脆弱、柔弱、病弱
強健(きょうけん)の解説
「強健」という言葉は、体がとても強くて、病気になりにくい、またはそのような状態を示す言葉なんだよ。
例えば、「強健な身体」というのは、その人の体が非常に丈夫で、病気になりにくいということを伝えているんだ。この場合の「身体」は、人の体そのものを指す言葉だから、体が頑丈であるということを強調しているんだよ。
また、「部落の強健な男子が集って、塩の一塊を頭にのせ、隊を組んで出かける」〈「沈黙」の話・豊島与志雄〉という文章では、その部落に住む男子たちが非常に体が頑丈であることが強調されているんだよ。塩の一塊を頭に乗せるなんて、それだけで大変なのに、隊を組んで出かけるってことは、さらに彼らの体力の強さを感じることができるんだ。
ちなみに、「強健」の名詞形で「きょうけんさ」という言葉がある。これは、人や物の丈夫さや、体が病気になりにくいことを特に強調するときに使う言葉だよ。たとえば、ある運動選手が特に健康的で、他の選手よりも体力や持久力があるとき、彼の「きょうけんさ」を賞賛することができるんだ。
だから、「強健」という言葉は、体が非常に丈夫で、病気になりにくいことや、そのような状態を示しているんだね。
強健(きょうけん)の使い方
強健(きょうけん)の例文
- ジムに通って強健な肉体を手に入れた。
- 身体を強健にすべく、空手部に入部しました。
- この国の兵士は強健な者ばかりです。
- 身体は強健だが、スポーツは得意ではなかった。
- 強健な胃袋の持ち主である健太くんは、食欲旺盛だ。
強健の文学作品などの用例
「強健」と「健康」の違いを解説
「強健」に似ている語に「健康(けんこう)」があります。
「健康」は、
1 異状があるかないかという面からみた、からだの状態。
2 からだに悪いところがなく、丈夫なこと。また、そのさま。
3 精神の働きやものの考え方が正常なこと。また、そのさま。健全。
という意味です。
「強健」も「健康」も、身体が丈夫なことをいいます。
しかし、「強健」は、強いという意味が含まれる点が「健康」とは違います。
また、「健康」は、身体に異状がないこと、精神やものの考え方が正常なことをいいますが、「強健」にその意味はありません。
一方、「健康」は、体に異常がなく、丈夫なことだけでなく、精神的にも正常であることを示しているんだ。
でも、「健康」は、体が丈夫であることはもちろんやけど、心の中もすっきりしてることも含まれてるんやな。心も体もバランスがとれてる感じか。ん~、要するに「強健」は体の力強さや頑丈さ、「健康」は心と体の全体的な良い状態を言うんやな。
また、そのように強くて丈夫な様子を指す言葉でもあるよ。