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「豪胆」の意味と使い方や例文!「豪胆無比」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
豪胆

「剛胆」とも書く。

【読み方】
ごうたん

【意味】
胆力がすわっていること。おそれず沈着なこと。大胆。

【語源・由来】
「豪」は「つよい。たけだけしい。勢いがさかんである。」
「胆」は「きもったま。度胸。」

【類義語】
大胆、不敵、豪放

【対義語】
臆病

豪胆(ごうたん)の使い方

ともこ
昨日、火事で逃げ遅れたおばあさんを助けたんでしょ?
健太
ちょうど塾の帰りだったんだよ。助けることができてよかった。
ともこ
火の中に飛び込むなんて、健太くんは評判通りの豪胆さね。
健太
おばあさんの声が聞こえて、いてもたってもいられなかったんだよ。

豪胆(ごうたん)の例文

  1. 健太くんは豪胆な若者だ。
  2. 豪胆な登山家である健太くんは果敢にも冬山に登る。
  3. 健太くんの先祖は豪胆な武士だった。
  4. ともこちゃんは儚げに見えるけれども、実は豪胆です。
  5. 健太くんは豪胆な鉄の心臓の持ち主だ。

豪胆無比(ごうたんむひ)とは?

豪胆」は「豪胆無比」という四字熟語で使われることがあります。

豪胆無比」とは他に比べるものがないほど度胸がすわっていて、物に動じないで思い切った行動をとること

という意味です。

無比」は比べるものがないことという意味です。
【例文】

  1. 豪胆無比な健太くんは余命宣告を受けても顔色を変えなかった。
  2. 健太くんは豪胆無比の偉丈夫だ。
  3. 豪胆無比なともこちゃんは少々のことでは動じない。