去就の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
去就
【読み方】
きょしゅう
【意味】
①背き離れることと、つき従うこと。
②どう身を処するかの態度。進退。
人の生き様や選択に関するものやんね。これは、人の判断や決断の大切さを示してるんやな。
【語源・由来】
「去」は「その場から離れていく。さる。」
「就」は「つきしたがう。その事に取りかかる。つく。」
【類義語】
進路、進退
去就(きょしゅう)の解説
「去就」という言葉は、人の行動や態度、どう行動するか、どう身を処するかということを表す言葉なんだよ。
1の意味として、「背き離れること」と「つき従うこと」があるんだ。これは、一つの場所や立場から離れて他の場所や立場に移動する、あるいはその場所や立場にとどまるということを示しているんだ。簡単に言うと、どこに行くか、どこにいるか、という選択や判断のことを言っているよ。
2の意味は「どう身を処するかの態度。進退」だよ。これは、自分の行動や立場をどうするか、前に進むのか、後ろに退くのかということを示しているんだ。自分の状況や立場を考えて、どのように行動するか、どういう態度をとるかという選択や判断のことを言っているよ。
例えば、「今後の身の去就に迷う」というのは、これからどうするべきか、どんな選択をすべきか迷っている、という意味だよ。自分の未来の方向や行動について、どうすればいいか悩んでいる状態を示しているんだね。また、「去就を決する」というのは、自分の行動や立場、方向性を決める、という意味だよ。どうするべきか、どう身を処すべきかをはっきりと決断するということを表しているんだ。
だから、「去就」という言葉は、自分の行動や態度、選択や判断に関することを示しているんだね。
去就(きょしゅう)の使い方
去就(きょしゅう)の例文
- 去就を決する。
- 首相の去就が注目される。
- 今後の去就を明らかにする。
- 社長の去就に社員の関心が集まっている。
- 進退去就に迷う。
去就の文学作品などの用例
「去就」と「進退」の違いを解説
「去就」に似ている語に「進退(しんたい)」があります。
「進退」は、
①進むことと退くこと。動くこと。
②身を動かすこと。立ち居振る舞い。
③職を辞めるかとどまるかという、身の去就。
④心のままに扱うこと。自由に支配すること。
という意味です。
「進退」には、職を辞めるかとどまるかという身の「去就」という意味があり、「去就」と共通する部分があります。
しかし「進退」には、「身を動かすこと。立ち居振る舞い。」や「心のままに扱うこと。自由に支配すること。」という意味がある点が違います。
一方、「進退」は具体的に進むことや退くこと、身をどう動かすか、またはその自由度や選択を意味するんだ。
それに対して、「進退」は、具体的に前に進むのか、後ろに下がるのか、あるいは自分の気の向くままに動くことを言うんやな。ん~、ちょっと似てるけど、何を重視するかでちょっとちゃう部分もあるんやな。
「進退去就」は、その職に留まるか否かの身の振り方をいいます。