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「旧懐」の意味と使い方や例文!(類義語)

旧懐の読み方・意味とは?(類義語)

意味

【二字熟語】
旧懐

【読み方】
きゅうかい

【意味】
昔をなつかしく思う心。

二字熟語の博士
「旧懐」という言葉は、昔のことや過去の時間を温かく思い出す心のことを指すんだよ。
助手ねこ
なるほどな。それはつまり、「昔の良い思い出や時代を、心の中でほっこりと懐かしく思う」ってことやな。

昔のことを思い出して、ニヤッとするやつやろ。みんな、古き良き時代には特別な思いがあるもんなぁ。

【語源・由来】
「旧」は「以前の状態。もと。」
「懐」は「胸中にいつまでも思いをいだく。心にいだく思い。」

【類義語】
懐古、物懐かしい、懐旧

旧懐(きゅうかい)の解説

カンタン!解説
解説

「旧懐」という言葉は、昔をなつかしく思う心を表す言葉なんだよ。

たとえばね、小学生の時の夏休み。みんなで川に行って泳いだり、山で冒険したりした思い出。大人になった今、その時のことを思い出すと、胸が温かくなるよね。そんな昔を思い返して、温かい気持ちになる心のことを「旧懐」と言うんだ。

「旧懐の念」という表現を使う時、これは「昔のことを強く思う気持ち」を指しているんだ。たとえば、ある日突然、小学生の時の遠足で撮ったグループ写真を見つけたとき、あの時の楽しかった気持ちや仲間たちの顔が頭に浮かんでくるよね。その時に感じる、昔のことを強く思い出す感情が「旧懐の念」なんだ。「念」というのは、「感情」や「思い」を意味するから、昔のことを強く思う、懐かしく思う気持ちや感情を強調しているんだね。

また、「旧懐談」という言葉は、昔のことや昔の出来事を話すことを指しているよ。友達や知り合いと集まった時に、昔の思い出話や楽しかった出来事を話し合うことを「旧懐談する」と言うんだ。「談」という字は「話す」という意味があるから、昔のことを楽しく話す様子を表しているんだよ。

だから、「旧懐」という言葉は、昔のことを懐かしく思う気持ちや、感情を表しているんだね。

旧懐(きゅうかい)の使い方

健太
昔の写真を見ていると、旧懐の情が湧くね。
ともこ
この頃は毎日が楽しかったわよね。
健太
今では、毎日が勉強、勉強だもんね。
ともこ
受験勉強が終われば、好きな分野を専門的に学ぶことができるわ。そうすれば学ぶ楽しさに目覚めて、また楽しい日々が戻ってくるわよ。

旧懐(きゅうかい)の例文

例文
  1. おじいちゃんたちは、旧懐談で一晩中盛り上がりました。
  2. 思い出の地に行き、旧懐の涙を催した。
  3. 母校に来れば何らかの旧懐の念があるかと思ったが、微塵も感じなかった。
  4. 20年ぶりに会う健太くんと、旧懐のあいさつを交わした。
  5. いつもそばにいた健太くん不在の右側が、旧懐の情を強く刺激した。
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