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「間近」の意味と使い方や例文!「直近」「直前」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
間近

【読み方】
まぢか

【意味】
間近いこと。また、そのさま。

【語源・由来】
「間」は「ま。」
「近」は「ちか。」

【類義語】
身近

【類義語】
間遠

間近(まぢか)の使い方

健太
結婚を間近に控えたともこちゃんのお姉さんの様子はどう?
ともこ
いつも通りよ。マリッジブルーもないし、普段通り会社に行っているわ。
健太
成人式を間近に控えた未成年と同じかな。何にも変わらない。
ともこ
成人式よりビッグイベントだと思うけど、お姉ちゃんは変わらないわね。

間近(まぢか)の例文

  1. 出発が間近に迫っているというのに準備ができていない。
  2. この家は、富士山の頂上を間近に仰ぐことができます。
  3. 400ドルの大台間近で、今日の取引が終わった。
  4. 来日間近で話題の歌手のCDを聴いてみる。
  5. そのビルは完成間近です。

「間近」と「直近」「直前」との違いは?

間近」に似ている語に「直近(ちょっきん)」「直前(ちょくぜん)」があります。

「間近」と「直近」の違いは?

直近」は、現時点から最も近いことという意味です。

間近」も「直近」も、近いことをいいます。

しかし「間近」は、時間や場所がすぐそばという意味で使います。

対して「直近」は、最も近い予定や期間をいいます。

「間近」と「直前」の違いは?

直前」は、
①物事の起こったり行われたりするすぐ前。
②すぐ前。目の前。

という意味です。

間近」も「直前」も、時間や場所がすぐ近くに迫っていることをいいます。

しかし「間近」は、すぐそばという意味で、「直前」は、進行方向の面のすぐ前という意味で使われる点が違います。