【二字熟語】
満足
【読み方】
まんぞく
【意味】
①心にかなって不平不満のないこと。心が満ち足りること。また、そのさま。
②十分であること。申し分のないこと。また、そのさま。
③数学で、ある条件を満たしていること。
【語源・由来】
「満」は「十分に足りて欠けたところがない。」
「足」は「十分にある。たりる。また、そのようにする。たす。」
【類義語】
充足、充実、満喫、上々、十分、本望、盈満
【対義語】
不満、残念、遺憾
満足(まんぞく)の使い方
日本でも、貧しい家庭の子は、満足な教育を受けることができていないんだって。
お金持ちの子は、私立で手厚い教育を受けて、さらにお金持ちになっていくのよね。
格差が広がっていくね。
せめて、高校まで完全無償化にしてほしいわよね。
満足(まんぞく)の例文
- 挨拶も満足にできない若者が増えた。
- 好奇心を満足させてくれる。
- 現在の境遇に満足する。
- 満足感のあるランチだった。
- 計算も満足にできない。
「満足」と「納得」「幸福」の違いは?
「満足」に似ている語に「納得(なっとく)」「幸福(こうふく)」があります。
「満足」と「納得」の違いは?
「納得」は、他人の考えや行動などを十分に理解して得心することという意味です。
「満足」は、不平不満がなく満ち足りることをいいます。
対して「納得」は、他人の考えなどを十分理解することをいうので意味が違います。
「満足」と「幸福」の違いは?
「幸福」は、「満ち足りていること。不平や不満がなく、たのしいこと。また、そのさま。しあわせ。」という意味です。
「満足」は、不平不満がなく満ち足りることをいいますが、「幸福」は、恵まれていて「満足」できる状態にあることをいいます。