【二字熟語】
見栄
【読み方】
みえ
【意味】
①見た目。外観。みば。
②見た目の姿を意識して、実際以上によく見せようとする態度。
【語源・由来】
動詞「みえる」の連用形から。「見栄」は当て字
【類義語】
虚栄、虚名
見栄(みえ)の使い方
健太くん。いい時計をしているわね。
安いのでよかったのに、彼女の前で見栄を張って高い時計を買ってしまったんだよ。
無理したわけね。
しばらくお昼ご飯抜きだよ。
見栄(みえ)の例文
- 見栄も外聞もない。
- 見栄で寄付する。
- 見栄を張るんじゃなかった。
- 見栄を張って、家にあるだけの宝石を身につけてきた。
- 見栄を張って高級車を乗り回す。
「見栄」と「虚栄」「プライド」との違いは?
「見栄」に似ている語に「虚栄(きょえい)」「プライド」があります。
「見栄」と「虚栄」の違いは?
「虚栄」は、
①実質の伴わないうわべだけの栄誉。
②外見を飾って、自分を実質以上に見せようとすること。みえ。
という意味です。
「見栄」も「虚栄」も、見た目を意識して、実際以上によく見せようとする態度をいいます。
しかし「虚栄」には、実質の伴わないうわべだけの栄誉という意味がある点が違います。
「見栄」と「プライド」の違いは?
「プライド」は、「誇り。自尊心。自負心。」という意味です。
「見栄」は、見た目の姿を意識して、実際以上によく見せようとする態度をいいます。
対して「プライド」は、誇りをいうので意味が違います