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「贔屓」の意味と使い方や例文!「贔屓の引き倒し」とは?(語源由来・類義語)

【二字熟語】
贔屓

「贔負」とも書く。

【読み方】
ひいき

「ひき」の転。

【意味】
①気に入ったものに特別に目をかけ、力を添えて助けること。後援すること。
②後援者。パトロン。

【語源・由来】
「贔」は、「引き立てる。味方をする。」
「屓」は、「力を出す。ひきたてる。」

【類義語】
判官びいき、えこひいき、身びいき

「贔屓の引き倒し」とは?

贔屓」を使った慣用句に「贔屓の引き倒し」があります。

贔屓の引き倒れ」とも言います。

贔屓の引き倒し」とは、「贔屓をすることによって、かえってその人を不利に導くこと。」をいいます。

「引き倒し」は引いて倒すという意味です。

【例文】

  1. いくら有望な新人でもあまり大事にしすぎると贔屓の引き倒しになる。
  2. 肩入れするのは良いが、贔屓の引き倒しになっては元も子もないぞ。

贔屓(ひいき)の使い方

健太
ともこちゃんは先生に贔屓されていていいな。
ともこ
贔屓されると、健太君みたいに妬む人が出てくるからよくないわよ。
健太
それでも、同じ失敗をしてもともこちゃんだと怒られないのにってことがたくさんあるよ。
ともこ
しょうがないわよ。私ってかわいいから。

贔屓(ひいき)の例文

  1. 健太くんの贔屓の店に行く。
  2. 両親は妹ばかり贔屓する。
  3. 贔屓にしている芸人がテレビに出ている。
  4. そこまで彼をほめると贔屓の引き倒しになる。
  5. 贔屓のチームはどこですか
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