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「帳尻」の意味と使い方や例文!「帳尻を合わせる」とは?(語源由来・類義語)

【二字熟語】
帳尻

【読み方】
ちょうじり

【意味】
①帳簿に記載した事柄の末尾。
②収支決算の結果。転じて、話のつじつま。事の結末。

【語源・由来】
元々、収支決算の結果をいう。転じて、話のつじつま。事の結末。
「帳」は「ものを書くために紙をとじたもの。ちょうめん。」
「尻」は「しり。また、うしろのほう。おわり。」

【類義語】
コーディネートする、調整する、場を整える、すり合わせる

「帳尻を合わせる」とは?

帳尻」はよく「帳尻を合わせる」という使い方をされます。

帳尻を合わせる」は「①収入と支出とが合うようにする。②最終的につじつまが合うようにする。」という意味です。

【例文】

  1. 年度末に借金して帳尻を合わせる。(①の意味)
  2. 話の帳尻を合わせる。(②の意味)

帳尻(ちょうじり)の使い方

健太
僕の人生不幸なことばかりだ。
ともこ
この後の人生は幸せなことばかりかもよ。
健太
そういうもの?
ともこ
人生は帳尻が合うようにできているのよ。

帳尻(ちょうじり)の例文

  1. 収支決算の帳尻が合わない。
  2. 借金をして不足分の帳尻を合わせる。
  3. 話の帳尻を合わせる。
  4. 何度計算をしても帳尻が合わない。
  5. この脚本には帳尻を合わせたような跡が見える。