【二字熟語】
霧消
【読み方】
むしょう
【意味】
霧が晴れるようにすっかり消えること。雲散。
【語源・由来】
霧が消える意。
【類義語】
雲散、消滅、消失、氷解
【対義語】
残留、残存
霧消(むしょう)の使い方
健太くん。また友だちと喧嘩したの?
あんなやつとは絶交だよ。
素直に謝ればいいのに。謝れば、お互いの怒りは霧消して元通りでしょう。
あっちが謝ればいいんだよ。僕は今回は謝らないぞ。
霧消(むしょう)の例文
- 良いアイディアが思い付きそうだったが、ともこちゃんに話しかけられて霧消してしまった。
- ともこちゃんの一言で、ずっと頭の中にあった疑問は霧消した。
- 監督のユーモアで、一触即発の雰囲気は雲散霧消してしまった。
- 愛猫が玄関で出迎えてくれると、仕事の疲れが霧消する。
- 米国で一時的に銃規制強化の機運が生まれたが、同時多発テロで雲散霧消した。
「雲散霧消」とは?
「霧消」を用いた表現の一つに「雲散霧消(うんさんむしょう)」があります。
「雲散霧消」とは、「雲か霧のように消えてなくなること。あとかたもなく消え失せること。」という意味です。
「雲霧散消」「雲霧消散」の真ん中の二文字を入れ替えた表現です。
【類義語】
・海市蜃楼(かいししんろう)
・無影無踪(むえいむそう)
【例文】
- 事実上その計画は雲散霧消した。
- 散歩している間に悩みは雲散霧消してあとかたもなくなった。