【二字熟語】
内心
【読み方】
ないしん
【意味】
①表に出さない気持ち。心のうち。心中。副詞的にも用いる。
②三角形の内接円の中心。三つの内角それぞれの二等分線が交わる点に一致する。
【語源・由来】
「内」は「ある範囲のうちがわ。」
「心」は「こころ。きもち。精神。」
【類義語】
心底、肺腑
【対義語】
外心
内心(ないしん)の使い方
健太くん。平気そうに振る舞っているけど、内心不安なんでしょう。
そりゃあ、不安だよ。人生がかかった試験だからね。
今日までがんばったんだから大丈夫よ。
そうだね。きっと努力は報われるよね。
内心(ないしん)の例文
- 内心、してやったりとほくそ笑んだ。
- ともこちゃんの成功を聞いて、健太くんは内心穏やかではなかったはずだ。
- 内心の動揺が顔に出ないように細心の中を払った。
- ともこちゃんのするどい発言に内心ドキッとした。
- 内心忸怩たるものがあり、顔を上げることができなかった。
「内心嬉しい」とは?
「内心」を用いた表現の一つに「内心嬉しい(ないしんうれしい)」があります。
「内心嬉しい」とは、心の内では嬉しいという意味です。
【例文】
- 健太くんに優しくされて、内心嬉しい。
- イケメンと言われて、そんなことないよと真顔で答えたが、内心嬉しい。
- 勝利の瞬間、冷静を装っていたが、ガッツポーズをしたいくらい内心嬉しかった。