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「苦手」の意味と使い方や例文!「嫌い」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
苦手

【読み方】
にがて

【意味】
①爪がにがく、毒のあるという手。その手でさわると、癪や腹痛などが治るという。
②勝ち目のない相手。嫌な相手。また、気性などが合わないで互いに忌みきらう相手。
③不得手。不得意。

【語源・由来】
元々は、爪がにがく、毒のあるという手のことをいった。その手でさわると、癪や腹痛などが治るという。

【類義語】
不得意、不得手

【対義語】
得意、得手

苦手(にがて)の使い方

ともこ
健太くん。さっきから、目薬が目に入っていないわよ。
健太
目薬をさすのが苦手なんだよ。
ともこ
目薬って難しいわよね。理科室の漏斗を借りてきたらどう?
健太
それはいいかもね。

苦手(にがて)の例文

  1. 苦手科目を克服して合格につなげる。
  2. 押しの強いともこちゃんが苦手なんだ。
  3. 機械が苦手で、パソコンも例外ではない。
  4. 人の名前を覚えるのは苦手です。
  5. 写真に撮られるのが苦手だった彼の写真は、一枚しかない。

「苦手」と「嫌い」の違いは?

苦手」に似ている語に「嫌い(きらい)」があります。

嫌い」とは、
①きらうこと。忌みはばかること。
②(「…のーがある」「…するーがある」の形で)(好ましくない)傾向。懸念。
③(「…のーなく」の形で)区別。

という意味です。

苦手」は、主に、不得手、不得意という意味で使われます。

対して「嫌い」は、好きではない、いやだと思い忌避することをいいます。