読み方で悩みやすい漢字の一つに、「悪寒」があります。
Q「悪寒」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?
次の3択から選んでみて下さい。
悪寒の読み方
- 「おかん」
- 「あっかん」
- 「おかん」と「あっかん」両方とも
このページでは、悩みやすい「悪寒」の読み方や意味について詳しく解説していきます。
「悪寒」の読み方は、「おかん」?「あっかん」?
悪寒の正しい読み方は、「おかん」「あっかん」どちらなのでしょうか。どちらも聞いたことがあるかもしれませんね。
「悪」の音読みには「アク」「オ」があるので、どちらも読めそうです。
しかし、悪寒の読み方としては「おかん」が正しく、「あっかん」は間違いになります。
正解は、①の「おかん」です。
広辞苑には「おかん」の項目はありますが、「あっかん」はありません。悪を「お」と読む言葉には、他にも「悪阻(おそ・つわり)」「嫌悪(けんお)」などがあります。
「悪寒」の意味
悪寒の意味は「発熱によって感じる寒け」です。発熱のはじめにはぞくぞくとして身体が震えるなど、強烈な寒けを感じることがあります。
「悪」には「わるい」「ひどい」「はげしい」の意味があります。また、「寒」には「さむい」「つめたい」「ぞっとする」の意味があります。
悪寒を用いた例文には「悪寒がしたので熱を測った」があります。
まとめ
- 悪寒の読み方は「おかん」が正しい。
- 「あっかん」と読むのは間違い。
- 悪寒は「発熱によるぞくぞくとする寒け」を意味する。